越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告


●令和4年6月定例議会


委員長報告


 議長のご指名によりまして、当委員会に付託されました第52号議案及び第53号議案の2件につきまして、その審査経過並びに結果をご報告申し上げます。
 当委員会は、去る6月15日、第1委員会室を会場に、委員全員出席し、説明員として担当部課長の出席を求め開会いたしました。
 まず、第52号議案について申し上げます。執行部より説明を聴取の後、質疑に入りましたところ、越谷市ひとり親家庭等の医療費の支給において、扶養される児童の対象年齢は。また、その支給対象はに対し、扶養される児童の年齢は18歳の年度末までであり、一定の障がいのある児童については20歳未満である。また、医療費の支給対象は、母子父子家庭の父または母及び18歳の年度末までの児童、父母のいない18歳年度末までの児童とその養育者、父または母に一定の障がいのある家庭の父または母と18歳年度末までの児童であり、一定の障がいのある児童については20歳未満が対象となるとのことでありました。
 以上で質疑を終結し、続いて討論に入りましたが、討論の発言はなく、採決の結果、第52号議案については、全員一致をもって原案のとおり可決と決しました。
 次に、第53号議案について申し上げます。執行部より説明を聴取の後、質疑に入りましたところ、旧越谷市立蒲生小学校校舎等解体工事に伴い、校庭が狭くなることへの改善策はに対し、現在、新蒲生小学校に在籍する約940名の子供たちが安全に校庭で遊ぶことができるよう、20分休みや昼休みに奇数学年と偶数学年が交代するなどの方法で分散させて校庭を使用している。あわせて、2つの体育館を開放するなど、子供たちが元気に休み時間を使えるようにしている。また、授業においても、年間指導計画に基づいて校庭等をできる限り有効に使うことができるよう取り組んでいるとのことでありました。
 以上で質疑を終結し、続いて討論に入りましたところ、反対討論として、以前から何度も指摘しているように、文部科学省からも解決が求められている課題があるが、具体的な解決策が明らかにされていない。旧校舎の解体という後戻りできない中でも、このような状況が続いていることは、教育委員会の都合と計画ありきということを改めて指摘せざるを得ず、子供たちのことを考えた施策とは言えないと考え、反対するとの発言がありました。
 以上で討論を終結し、採決の結果、第53号議案については、賛成多数をもって原案のとおり可決と決しました。
 以上で報告を終わります。


 
 
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