越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告


●令和4年6月定例議会


分科会委員長報告


 委員長のご指名によりまして、当分科会に送付されました第54号議案につきまして、その審査経過をご報告申し上げます。
 当分科会は、審査日程に従い、第1委員会室を会場に去る6月15日、執行部の出席を求め、審査を行いました。
 執行部より説明を聴取の後、歳入の部、歳出の部のうち当分科会の所管事項についてそれぞれ質疑に入りましたところ、研究委嘱のテーマは、また取組を行う上でタブレット端末を活用する考えはに対し、今回の道徳教育研究推進モデル校は2校が委嘱を受けている。テーマについては、学習指導要領や各学校の実情、これまでの道徳教育や道徳科授業の取組を踏まえ、各学校で決定していくこととなる。本市においては、地域の実態や課題に応じた特色ある道徳教育について重点的に取り組んでいるところであることから、家庭、地域、社会との連携、教科書や道徳教育用教材を活用した取組など、教育委員会として学校がよりよい研究を推進できるよう支援していきたい。また、以前の道徳は教材を読んで主人公の気持ちをたどるという授業展開が一般的であったが、課題解決や体験的な学習を含めるという新しい学習指導要領に合わせてタブレットを有効活用しながら進めていきたいとのことでありました。
 次に、数値化することが難しい道徳教育における研究成果の示し方は、また今回の委嘱研究を通して相手を理解したり、自分の思いや考えを伝え合うことへのケアを行う考えはに対し、委嘱研究における成果検証については数値で確認することが難しいため、埼玉県の学力・学習状況調査のアンケートや越谷市道徳教育振興会議にて隔年で行っているアンケートにより、子供たちの実際の姿やアンケートの結果などを参考に成果として確認したり、課題を明確にしたりしながら次の新たな教育活動につなげていきたい。また、友達との関わりやよりよい人間関係については、道徳科のみならず特別活動やその他教科など、学校教育活動全体で指導しているところである。特に道徳科については、内容項目の中にほかの人との関わりに関することとして親切や思いやり、友情などというものがあり、学校の年間指導計画に位置づけられた教科書や道徳教育用教材を活用しながら適切に取組を進めていきたいとのことでありました。
 以上で報告を終わります。


 
 
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