越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告


●令和4年3月定例議会


分科会委員長報告


 委員長のご指名によりまして、当分科会に送付されました第15号議案、第21号議案及び第25号議案の3件につきまして、その審査経過をご報告申し上げます。
 当分科会は、審査日程に従い、第1委員会室を会場に3月10日、11日の2日間にわたり執行部の出席を求め、慎重に審査を行いました。
 まず、第15号議案について申し上げます。執行部より説明を聴取の後、歳入の部、歳出の部及び第2条ないし第5条のうち当分科会の所管事項についてそれぞれ質疑に入りましたところ、集団宿泊行事臨時補助金に関する質疑などがありました。
 次に、令和4年度各会計当初予算全体のうち当分科会の所管に属する部分について執行部より説明を聴取の後、令和4年度各会計当初予算議案の審査に入りました。
 まず、第21号議案について主な内容を申し上げます。歳入の部、歳出の部及び第2条ないし第5条のうち当分科会の所管事項についてそれぞれ質疑に入りましたところ、学校施設整備事業債の内容及び財源の考え方は、また城ノ上小学校におけるLED照明改修に係る補助金活用の考えはに対し、学校施設整備事業債の内容については、城ノ上小学校のLED改修工事、大相模小学校の公共下水道整備、大袋小学校のプール改修の設計委託事業、大相模中学校の校舎外壁改修工事の4つを予定している。また、財源確保に向けた基本的な考え方として、地方債、補助金等は極力使っていきたいと考えている。さらに城ノ上小学校のLED改修工事の財源については、学校施設整備事業債以外にも環境省や文部科学省からの補助金のメニューもあり、それらも活用していきたいと考えている。当初予算上では起債のみを計上しているが、今後いずれかの補助金の交付決定があれば令和4年度の補正予算に計上していきたいとのことでありました。
 次に、プレーパークの常設化に対する考えは、また開催場所に関して周辺住民への配慮や他部署と連携した検討はに対し、常設化は重要な課題と認識しており、開催場所の確保をはじめ活動拠点の設置、利用者の安全確保を行うプレーリーダー等の人材確保などの課題を関係課所と連携しながら検討している。令和4年度も定期開催を行っていく中で、事業の趣旨と内容の周知を図りつつ、常設化に向けた具体的な事業整備を行っていきたい。また、開催場所の検討に当たっては近隣住民の理解を得ることが必要不可欠と考えている。それぞれの開催場所に応じたできる範囲の活動内容を検討し、事業の周知を図ることで引き続き近隣住民の理解を得ながら進めていきたい。さらに公園緑地課などの関係課所と連携を図りながら組織の枠組を越えてしっかりと調整していくとのことでありました。
 次に、校内系ネットワーク保守管理等委託料の増額理由と金額の適正性は、また学校系・校内系ネットワークの整備状況と今後の見通しはに対し、委託料の増額理由は校内ネットワーク環境の増強、タブレットのフィルター設定等のセキュリティー対策、AIドリルの導入などが主なものである。当市では、集約型ネットワークを導入しており、他自治体の例に多い学校ごとの契約ではないため、相対的には金額は安価と考えているが、他自治体のさらなる調査研究を含めて引き続き適正な予算化に努めていく。また、今年度庁内と学校のネット環境を分離するとともに、通信の増速化を行った。併せて各学校にはそれぞれ7台ずつWi―Fiルーターを設置しており、学習におけるネット環境は向上しているものと考えている。今後はさらなる環境の充実を図るため、学術情報ネットワークへの接続に向け大学と協議中であり、早期の実現を目指したいとのことでありました。
 次に、第25号議案について申し上げます。質疑に入りましたところ、質疑はありませんでした。
 以上で報告を終わります。

 
 
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