越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

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●令和3年12月定例議会


Q4-①.質問


 4項目めに、交通安全対策についてお伺いします。連日のように、日本の各地で様々な交通事故が発生しています。飲酒運転や乱暴な運転による事故は言語道断ですが、ちょっとした不注意や整備不良、また偶然が重なって運悪く発生することもあります。いつもはそこは通らない、いつもはその時間には通らない、たまたま通りがかっただけなのに。それは、単に車だけではなく、自転車や歩行者にも言えます。もちろんどんな事故であれ、車に責任があることは確かです。しかし、事故は車によるものばかりではありません。自転車同士や、自転車と歩行者というケースも当然あります。したがって、車を運転する人への意識啓発はもちろん強く行っていくべきですが、他方で自転車を利用するときに、また単に道を歩くときでも、それぞれが気をつけるべき点も少なからずあり、安全への意識啓発が必要だろうと考えます。交通事故による被害者、加害者をつくり出さないためにも、さらなる対策が求められます。何より交通事故は、人の命に直結します。市長の所信表明にもある命と暮らしを守る上で、重要な問題であると考えます。
 そこで、1点目に、市内交通事故の発生状況と特徴についてお伺いします。これまでにも、ハード面、ソフト面合わせてかなりの取組が実施されてきたことから、近年は交通事故の発生もかなり減ってきているとも伺っておりますが、SDGsのターゲット3.6には、「2030年までに、世界の道路交通事故による死傷者を半減させる」ということが掲げられています。それは、越谷市でも同様だろうと思います。そこで、交通事故の発生状況と、その特徴についてお伺いします。


Q4-②.質問


 2点目に、事故を防止するための取組についてお伺いします。議会初日に、越谷市交通安全計画の冊子、こちらですけれども、これが今回の質問に合わせるかのように配布されました。こちらには様々なことが記述されていますが、交通事故のない安全で安心して暮らせる快適都市を実現するために、今後どのような取組を進めていくのか、その基本となる考えについてお伺いします。


Q5-①.質問


 5項目めに、小学校における教科担任制について、教育長にお伺いします。最近、来年度から小学校高学年に教科担任制を導入するということが複数報じられました。これは、小学校はクラスの担任が授業を進めますが、これを中学校のように教科別の教員が授業を進めるといった内容です。導入が望ましいとする教科は4つで、外国語、理科、算数、体育とされています。もともと小学校でも、学校や学年によっては担任以外の教員による授業が行われるケースもあります。調べてみると、県によっては従来から小学校での教科担任制を推進しているところもあるようです。
 そこで、1点目に、導入にあたっての議論の経過とその目的についてお伺いします。この小学校教科担任制は、今年6月に決定された政府の様々な取組における方針の中で見つけることができるほか、従来から文部科学省で検討が進められてきたようです。そこで、国において導入に向けた議論がこれまでどのように行われてきたのか、その経緯についてお伺いします。
 また、導入の目的についてもお伺いします。さらに、導入によるメリットを教育委員会ではどのように捉えているのか、もしデメリットがあるとすれば、それはどのようなものであるのかについても併せてお伺いします。


Q5-②.質問


 2点目に、専科教員による指導の現状についてお伺いします。現状でも、例えば音楽をはじめ、教科によっては担任以外の教員による授業が行われているかと思います。そこで、市内30校の現状はどのようになっているのかお伺いします。特に優先的に専科指導とすべき教科として挙げられている外国語、理科、算数、体育はどのようになっているのでしょうか、お伺いします。


Q5-③.質問


 3点目に、今後の対応についてお伺いします。現在の4年生、5年生が、来年度5年生、6年生となるわけですが、来年度直ちに優先的に専科指導とすべき教科について教科担任制とするのか、あるいは来年度は現状どおり、その後は段階的に実施などいろいろ考えられますが、どのようなお考えなのかお伺いします。
 また、仮に教科担任制を進めていくとした場合、その教科はどのように考えているのか。さらに、教科担任制について、児童や保護者への説明はどのようになっていくのかについても併せてお伺いします。
 以上、5項目の質問について、市長、教育長の答弁をよろしくお願いいたします。


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