越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

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●令和3年6月定例議会


質問(再度1回目)


 ご答弁ありがとうございました。それでは、順次再度お伺いしていきたいと思います。
 まず、1項目めの配食サービスを通じた高齢者の健康支援について、こちらでは1点目の配食サービスに対する市の認識、その辺のところで再度お伺いをしたいと思います。先ほどいろいろとご答弁いただきましてありがとうございました。国が言うところの配食の機会を通じた健康支援というものを推進していくには、配食サービスということについて今後広く市民に広報していく必要があると考えています。国では、このように配食サービスを上手に利用しましょうと、そういったリーフレットを作成して、そういった普及啓発ということにも取り組んでいますが、こういった広報を市がしていくにしても、まずは庁内での関係部署の横断的な連携が必要ではないかというふうに考えています。次いで地域包括支援センターですとか社会福祉協議会、さらには実際の配食サービス事業者との連携、そういったことも今後重要になってくるのではないかというふうに思っています。国では、こういった取組を進めていく中において、そういった連携ということについての事例の紹介などもありまして、新潟県の長岡地域では、県の音頭によって、長岡市周辺の市、町の健康増進部門、介護予防部門、それから障害者福祉部門、これはそれぞれの市、町の部署ですけれども、それ以外に地域包括支援センター、社会福祉協議会、介護支援専門員協議会、栄養士会、そういった多職種の関係者が一堂に会して、高齢者の栄養管理ですとか配食サービスなどについての意見交換を実施しています。
 そこで、配食サービスということについて、まずは庁内で情報を共有することについて、さらに部署をまたいだ横断的な取組をしていくことについての見解を改めてお伺いしたいと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましては、地域共生部長から答弁申し上げます。


地域共生部長答弁


 それでは、お答えさせていただきます。
 高齢者を地域で見守ります本市の地域包括支援ネットワーク事業、こちらにご協力をいただいております配食サービス事業者の情報につきましては、先ほどの市長答弁にもございましたとおり、これまでは高齢者福祉を担う部署の窓口においての市民の皆さんへの情報ということでお伝えしていたところですけれども、今後につきましては、庁内の関係部署で情報共有を図ってまいりたいと考えております。
 また、部署をまたぎました横断的な取組につきましては、ただいまご紹介いただきました新潟等の先進事例の取組があるということを私たちも存じておりますので、まずはその情報収集に努めまして、今後の在り方について考えさせていただきたいと思っております。


質問(再度2回目)


 ぜひ庁内での横断的な取組、さらにはほかの団体との連携、協力ということも進めていただければと思います。
 それでは、3点目の配食サービス事業者の把握と関係づくりということについてでお伺いしたいと思います。連携という部分でいいますと、最終的には配食サービス事業者の方との連携ということも必要ではないかというふうに考えていますけれども、繰り返しになりますが、国では配食の機会を通じた健康支援の推進を掲げていて、様々な取組を各自治体に通知なども出しているわけですけれども、配食自体は自治体が担うのではなくて、配食サービスの事業者が担っていくというふうに捉えています。現状では、配食サービス事業者の存在というものは、高齢者の見守りのためのネットワーク協力団体として、一部の事業者が関わっているということのようなのですけれども、今後は配食という視点から、市との関係がより重要になっていくのではないかなというふうに思っています。
 そこで、事業者向けの、先ほど出しましたガイドラインの普及を図ったりですとか、あるいは利用者の声、また配食サービス事業者の事業としての声などの情報交換をしていく、そういった場として、市内のそういった事業者との間での懇談会といいますか協議会といいますか、そういったものを今後設けていく必要があるのではないかというふうに考えますが、改めてその点についてのご見解をお伺いしたいと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましても、地域共生部長から答弁申し上げます。


地域共生部長答弁


 それでは、お答えさせていただきます。
 今のガイドラインにつきましては、先ほど申し上げた地域包括支援ネットワーク事業にご協力をいただいております配食サービスの事業者の皆さんには、個別にお知らせをしたいと思っております。さらに、その他の事業者の方への周知を図るために、市ホームページへの掲載などを通じて、今後適宜周知を図ってまいりたいと考えております。
 また、情報交換の場ということでございますが、これまでも地域包括支援ネットワーク会議の中で、地域住民や事業者との意見交換ということは行っておったのですけれども、今後この会議におきまして、改めて配食サービスをテーマに取り上げる等して、事業の情報共有等々を図ってまいりたいと思います。以上です。


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