越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

<< 前ページへ

●令和元年12月定例議会


質問(再度1回目)


 ご答弁ありがとうございました。それでは、幾つか再度お伺いしたいと思います。
 まず、1項目めの市長とふれあいミーティングについてですけれども、先ほど過去の開催の回数、参加の人数、いろいろといただきましてありがとうございます。その開催する中で、市民の方ですとか、あるいは事業者の方ですとか、そういった方から多くの意見がいろいろと出てきているかと思います。そういった実際出てきている意見ということを具体的に対応されているケースというのもあるのだと思いますが、幾つか事例というものをご紹介いただければと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましては市長公室長から答弁申し上げます。


市長公室長答弁


 お答えをいたします。
 ふれあいミーティングを行った効果の一例といたしまして、平成26年8月に自転車の製造、販売などを行っておりますホダカ株式会社さんへ訪問をいたしまして、自転車を活用した地域の活性化などにつきまして意見交換を行いました。その後、観光振興の視点から越谷市観光協会と協議を行い、翌年3月にホダカ株式会社監修の越谷サイクリングマップが観光協会から発行をされました。
 また、平成30年2月に開催をいたしましたLGBTなどの当事者や支援者の交流会を開催するなどの活動を行っております。LGBT越谷十人十彩の皆さんとのミーティングにおきましては、性的マイノリティーの方々に配慮した多機能トイレの案内表示の望ましい仕様につきまして、当事者の視点からご意見をいただき、その後のトイレ案内表示のステッカー、誰でもトイレを作製する際の参考とさせていただいたところでございます。以上でございます。


質問(再度2回目)


 今具体的な事例ということで、効果のあったものということをご紹介いただきまして、ありがとうございました。そういった形で、市民の方、団体の方とお会いをされると、さまざまに市の取り組みにいろいろと取り込んでいけるというような意見というのも多く出てくるのだろうと思います。そういった観点で、若者の意見ということで、改めてお伺いしたいと思います。
 先ほども言いましたけれども、幾つか他の自治体の取り組みを検索してみましたところ、例えば福島県いわき市の市長とふれあいトークという名称で行っていますが、こちらでは県立農業高校の生徒と市長が面談をしたという記事がネット上に載っておりました。また、千葉県大網白里市の市長とのふれあいミーティングでは、成人式の実行委員会の若者が市長と面談をしたという記事が載っております。私は、以前からたびたび若者の声を市政に反映させる仕組みということを、いろいろなまちの事例を紹介しながら提案をしてきておりますけれども、この夏、次の第5次総合振興計画の策定に当たって、高校生ですとか大学生などの若者の声を聞いてという取り組みがなされました。これはこれで、大いに私自身も評価をしたいというふうに思っております。
 そういった観点から、市長とふれあいミーティングにおいても、これまでにも市長はいろいろと若者とお会いされて話を聞くという機会もあったかと思いますが、さらにそれを進めて定期的に、高校生も含めた若者の声を聞くというような機会がもっと必要ではないかというふうに考えております。やはり何といっても、市長が直接高校生ですとか若者とかと会うと、面談をするということは、さまざまな面から見ても効果が大きいと、大きな意義があるというふうにも思っております。実際に現状の市長とふれあいミーティング、いろいろと申し込みの仕方というのが市のホームページに載っておりますが、ルールとしては現状ですと、一つには市内で活動している団体の方々、もう一つは市内で活動している企業の方々というようなことになっています。決して若者が申し込みができないということではありませんが、一歩踏み込んで、もう一つ高校生を含めた若者が申し込みできますよというようなこともルールの中に盛り込んではどうかというふうに考えておりますが、ルールを変えるか変えないかは、それは運用の中で現状でも十分できるのだと言われれば、別にあえてルールを変える必要ありませんけれども、改めて高校生を含めた若者と会う機会をもっとふやしたらどうかというふうに考えますが、そのあたりの見解をお伺いしたいと思います。


市長答弁


 お答えいたします。
 私の公務の時間も限られておりますので、できるだけ数多くの皆さんからご意見を聞きたいという思いはたくさんありますが、ただいまの提案等についても、できる限り若い人のご意見を参考に、将来に向かってしっかりしたまちづくりを進めていくために徴取して、1つでも2つでも実現に向けて取り組んでいきたいと思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。


<< 前ページへ
 
 
copyright (c) 2009. kikuchi-takamitsu. All Right Reserved.