越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

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Q5-①.質問


 最後5項目めに、水資源の大切さを教える取り組みについて、教育長にお伺いします。申し上げるまでもなく、水は人が生きていくには欠かせないものです。人だけではなく、ほかの生き物や植物、広く環境や生態系を維持していく上でも必要なものです。自然界には、さまざまな形で水が存在しており、越谷は水郷こしがやの呼び名のとおり、市内各所を河川がとおり、レイクタウンの水辺空間は安らぎや憩いの空間として親しまれています。
 さて、ことしは梅雨どきに雨が少なかった影響で、利根川水系では6月中から取水制限を始めました。これは解除されましたけれども、この6月中からの取水制限は昭和62年以来のことだそうで、7月、8月になってもダムの貯水率は低いままでした。ここへきて大型台風が発生し、貯水率は向上しました。ただし、不幸なことに直近の幾つかの台風で被害に遭われた方々も多くいらっしゃいます。その方々には、心からお見舞いを申し上げたいと思います。
 この越谷でも、台風などで水が出ることも多く、水との闘いを強いられる地域があることも事実で、治水対策は越谷市における重要施策の一つでもあります。そういった水と親しむ、あるいは逆に水と闘うなど、相反するようですが、いずれにしても水とは上手につき合っていかなくてはなりません。一昨年成立した水循環基本法では、水の貴重さ、資源の有限性、水資源開発の重要性などに関心を持ち、理解を深め、施策を講じることとしています。また、同法では昔からあった水の日を8月1日にすると法的にも規定しました。水の日の認知度はまだまだ低いようですが、生きていく上で欠かせない水についての認識を深めることは重要です。
 そこで、1点目として、学習状況についてお伺いします。学校において、教科を問わずに水について子供たちが学習しているかと思います。また、校内に限らずに校外でもいろいろな形で水について学習しているかと思いますが、現状ではどのようなものとなっているのかについてお伺いします。


Q5-②.質問


 2点目に、学校における節水の取り組みについてお伺いします。子供たちにとって、学校で過ごす時間は大変長いものとなっています。その中では、水を使う機会も多くあります。保健衛生の観点から、うがいや手洗いの励行があり、トイレでも水を流します。また、清掃活動の際にも水を使うと思います。必要なときに水を使うことには問題ありませんが、しかし水の出し過ぎには注意が必要です。学校における節水の取り組み状況についてをお伺いします。 以上で1回目の質問を終わります。ご答弁よろしくお願いいたします。



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