越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

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Q4-①.質問


 4項目めに、市民協働による健康づくり推進の取り組みについてお伺いします。健康寿命の延伸は喫緊の課題であり、市民の健康の維持、増進の総合的な施策としていきいき越谷21が策定されています。健康を維持するためには、適度な運動とバランスのよい食生活とが欠かせません。市としてさまざまな形で意識啓発を行ってはいますが、より実効性を高めるには市民自身の意識を変える必要があり、そのためには実際に地域での展開に協力をする市民が必要であると考えます。
 その観点から、ことし1月に大分県大分市を調査してきました。大分市では、市民の健康状態がどのようなものであるのかの現状を把握し、中核市の中でも人口に占める人工透析者の比率が高いことを初め、生活習慣病と医療費との関係などから、市民の健康づくりに力を入れています。大分市の第2期いきいき健康大分市民21では、分野別の取り組みを9つ設定しています。その分野別とは、1栄養・食生活、2身体活動・運動、3休養・こころの健康、4歯の健康、5たばこ、6アルコール、7糖尿病、8循環器疾患、9がんとなっています。それぞれに指標や目標値があり、それに向けた施策が講じられています。施策を講じるための広報や市民への意識啓発を市としても行っていますが、市民の健康づくりのためのさまざまな行政施策を実現させるためには、市民協働の視点が重要です。そのため、大分市では市民健康づくり運動指導者の養成、健康推進員の各自治区への配置、また食生活改善推進員の養成も行っています。これらの役回りを兼ねている人もいますが、こういった市民の方たちの協力を得て地域住民への意識啓発に取り組んでいます。
 そこで、1点目として、健康・運動の取り組みについてお伺いします。越谷市でも、さまざまな取り組みを行っていると思いますが、ここでは市民との協働によって健康、運動の意識啓発とその実践と、それがどのように行われているのかについて、現状の取り組み状況をお伺いします。


Q4-②.質問


 2点目に、食生活改善の取り組みについてお伺いします。この点でもさまざまな取り組みを行っているかと思いますが、やはり市民との協働が重要であると考えます。市民との協働による食生活改善の意識啓発とその実践をどのように行っているのかについて、現状の取り組み状況をお伺いします。


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