越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

<< 前ページへ

Q5-①.質問


 5項目めの敬老祝金につきまして、敬老祝金制度については全国的に見直しをする自治体がふえてきています。埼玉県内でも、さいたま市が制度の見直しを行いました。先日そのさいたま市に調査に行ってきましたので、そのことも踏まえて質問いたします。
 まず、1点目として、現行制度の今後の見通しについてお伺いします。敬老祝金の支給額は年々ふえ続け、三、四年くらい前は5,000万円台くらいだったものが、今年度の予算では8,000万円を超えました。高齢者の数からいうと、恐らく二、三年くらいのうちには1億円に達するのではないかと想像しております。もちろん現行制度の予算額が永遠にふえ続けるわけではなく、年齢別人口でいうと団塊の世代の方の後は一たん数が減ります。その後ふえ始めるのは私自身を含めた団塊ジュニアと呼ばれる世代ですけれども、今後の見通しについて、対象者数や必要額はどうなるのか、少し長期的な部分で、必ずしも現行制度で対象となる、私は36年後が対象になる予定ですけれども、そこまでの数字でなくて結構ですけれども、少し長期的な部分で数字をお示しいただきたいと思います。


Q5-②.質問


 2点目に、制度の見直しについてお伺いします。将来的には敬老祝金の予算額は恐らく相当なものになるだろうと思われますが、他市でも取り組みが始まったように、制度の見直しが必要であろうかと考えております。この点について市長のご見解をお伺いいたします。



Q6-①.質問


 6項目めの在留管理制度の変更とその影響についてお伺いします。本市への影響とその対応についてということで、今議会に関連の議案が9件上程されていますが、ここでは条例改正のもととなる制度そのものの変更について、具体的には制度変更に伴う広報や実際の仮住民票の発送についてお伺いいたします。
 越谷市では、5月21日に発送を行ったと伺っておりますけれども、その前後で何人かの外国人の方や、外国人を配偶者に持っている日本人の方からいろいろと話を聞きました。話を聞きますと幾つかの問題点があるようです。
 そこでお伺いしたいと思いますが、まず1番の問題は、受け取った外国人の方が何が送られてきたのかがわからないということです。仮に日本語の読み書きができる外国人の方でも制度の変更を知っていないとよくわからないようで、まずは郵送の仕方に問題がなかったのかどうかということをお伺いいたします。
 次に、あて先不明で市に戻ってきてしまうケースもあろうかと思います。直近の数字で結構ですけれども、どのくらいあて先不明で戻り、その分の対応は今後どのようにしていくのか、そのことについてお伺いいたします。
 それから、制度の変更の広報についてです。法律は3年前にできていますけれども、この間、最近まで制度の変更について具体的な広報はなかったようです。ここでは制度変更を伝える主体、責任がどこにあるのかお伺いいたします。入国管理国であるのか、それぞれの国の大使館や領事館であるのか、あるいは自治体、つまり越谷市であるのか、その点についてお伺いをいたします。
 以上で1回目の質問を終わりにいたします。ご答弁よろしくお願いいたします。



<< 前ページへ
 
 
copyright (c) 2009. kikuchi-takamitsu. All Right Reserved.