越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

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●令和5年6月定例議会


質問(再度1回目)


 ご答弁ありがとうございました。
 それでは、順次改めて取り上げていきたいと思います。まず、1項目めの人口が成熟期から減少期へと移っていく中での公共用地の在り方についてですけれども、私は以前から縮まりながらも充実させていく縮充という考え方を披瀝しています。現在、サンシティ整備に関してですけれども、今後の公債費、市債償還の見通しの数字が示されています。ですが、実際には当のサンシティで幾ら借りるのかの数字はありませんし、それ以外の老朽化した施設、市立病院、市内小中学校、それ以外の施設も様々記載されていますけれども、そういった様々な施設の長寿命化させるための費用、市債発行額は、この示されているものには含まれていません。それらを進めた場合には、全てを賄うだけの財源は残念ながらどこにもないと、少なくとも私はそう思っています。
 市のこの公表ですと、直近の10年間で大体市債の償還額が40億円ぐらい、向こう10年でも40億円ぐらいと同じように示されているから、ある意味では大丈夫ですよ、少なくとも今までと同じぐらい、これから先10年も同じような償還額ですよであるかのように、実際現状ではそういう数字なのでしょうが、これから積み上がっていくものがここには含まれていません。こういった場合、民間企業ですと、資産を売却してスリム化を図って、財務の改善を図っていくということがあると思います。とはいえ、自治体が簡単に思い切って資産を売却するということができないということはもちろん理解はしていますが、それでも市が保有する用地、そもそも用地の全体像が明らかになっているという資料があるのかどうか、ちょっと私は寡聞にして分かりませんが、少なくとも市が保有している土地、それの全体像が公表されているというものは残念ながらどこにもございません。
 施設のみならず、用地の全体像をしっかりと明らかにして、財政状況もしっかりと明らかにして、その上で市民の皆さん方に対して勇気と情熱を持って真実を語るという気持ちがなければ、人口減少社会には今後適応ができないというふうに私は思っておりますので、そのことを強く主張した上で、この1点目については再質問いたしませんけれども、ぜひ今後の公共施設のみならず、公共用地の在り方ということについてもしっかりと人口減少社会を見据えてお考えいただければと思います。
 それでは、2項目めの新方川の治水対策に移りたいと思います。ここでは、1点目の河川改修事業の概要と今後についてというところでまずお伺いしたいと思います。スケジュールをもう少し先ほどの答弁の中で確認したいと思いますが、答弁にあった線路の西側、バスも通る車道橋、また東側の人道橋の架け替え工事がいつ完成するのか、またその後の護岸工事、高さ50センチのコンクリートの壁を造るというふうに伺っておりますけれども、これらがいつ完成するのか、現時点での予定をお伺いしたいと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましては、建設部長よりご答弁を申し上げます。


建設部長答弁


 それでは、お答えいたします。
 新方川の河川改修工事に関連する工事といたしまして、東武鉄道の鉄道橋の上流側の車道橋及び下流側の人道橋がございます。こちらの架け替えにつきましては、令和9年3月末完成予定と伺っております。また、車道橋につきましては、その近辺の護岸工事が車道橋完了後に工事が着手されると伺っているところでございますが、こちらのスケジュールについては明示されておりません。以上です。


質問(再度2回目)


 ありがとうございます。まだまだこれから先、実際には工事が進んでいくのだと。この新方川の河川改修工事ということを議会で最初に、県との関係を取り上げたのがもう10年も前なのです。議会での答弁は、あえて言えばそのうちうまく進めていきますと。残念ながら、川というのは、越谷市の橋の工事もそうですけれども、なかなかうまく計画どおりに前に進まないということはよく承知しておりますが、今回の台風2号という関係もございますので、しっかりと早く前に進めていただきたいというふうに思っています。
 そういった中で、2点目のせんげん台駅周辺のポンプ増強の見通しについて改めて確認したいと思います。先ほどのご答弁では、能力を現在の2倍の毎分で48立方メートルにするという計画のようですけれども、この工事が今年度取りかかるということのようなのですが、念のため確認ですけれども、2倍ということは、現状が24ということなのですが、24を48にするという工事、要するに2倍にするという工事を今年度取りかかるということなのか、それとも2倍にするのは段階的に、何年かかけて段階的に2倍にしていくということなのか、その2倍にするということの工事がどういうものであるのか、その点について確認したいと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましては、建設部長よりご答弁を申し上げます。


建設部長答弁


 お答えいたします。
 現在ポンプがついている能力ですが、毎分6立方メートルのものが3台、毎分3立方メートルのものが2台、計24立方メートルでございます。こちらを県施工でございますが、毎分24立方メートルのものを2台新たにつける、この工事につきましては今年度、令和5年度末完成と伺っております。以上です。


質問(再度3回目)


 すみません。ちょっと細かく数字が聞き取れなかったのですけれども、つまり予定では毎分48立方メートルにするということですけれども、それが今年度はもちろん工事に取りかかるわけですが、現状が直ちに48になっていくということではないということなのか。ちょっとすみません、うまく数字がメモれませんでしたので、いま一度その辺りを確認させていただければと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましては、建設部長よりご答弁を申し上げます。


建設部長答弁


 お答えいたします。
 説明が下手くそで申し訳ございません。毎分48立方メートル、これは24立方メートルのポンプを2台設置する工事を今年度行って、今年度末に完成すると伺っております。以上です。


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