越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

<< 前ページへ

質問(再度1回目)


 ご答弁ありがとうございました。それでは、順次再度お伺いしたいと思います。
 まず、1項目めの越谷貨物ターミナル駅の利活用と産業・雇用等の政策についてというところで順次何点かお伺いをしたいと思います。1点目の市の認識ということで、貨物駅等、そしてまた隣接いたします流通業務団地の歴史的な経過というところのご答弁もいただきました。ありがとうございました。
 先ほどのご答弁にあるように、貨物駅をつくるに当たって、近隣の場所も効果的に使うような形での指定がなされて一体的にいわば整備されてきたのかなというふうに思っておりますが、現状では余り、流通業務団地と貨物駅というものがリンクをして、それぞれが相互に関係性を持って活動しているというよりは、むしろ貨物駅は貨物駅、流通団地は流通団地で別個にそれぞれが動いている、存在をしているというように、そういった印象を受けるところなのですが、そのあたりの実態がどうであるのかというところが把握されているようであればお伺いをしたいと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましては都市整備部長から答弁申し上げます。


都市整備部長答弁


 ただいまのご質問にお答えをさせていただきます。
 越谷貨物ターミナル駅につきましては、越谷流通業務団地の主要施設ということで、流通業務地区の拠点として位置づけられて、広域的な物流を担っていると、先ほど市長のほうからもご答弁申し上げましたが、そういった形で活用がされているということで認識をしているところでございます。


質問(再度2回目)


 わかりました。そういった認識ということで先に進みたいと思います。
 2点目の市内事業者の利用状況等については、なかなか数字の把握が難しいということで、実態としてはということでしたので、こちらは飛ばさせていただきまして、3点目の貨物駅と流通・工業計業種等の土地利用というところで改めて伺いたいと思います。
 その前に、ここでちょっと1点確認ですけれども、今ほど流通業務団地の話をしましたが、まず流通業務団地にいろいろと、立地をしているスペースがいろいろあるわけなのですが、ここにおいてまず現状入居状況、そのパーセンテージという意味ですが、入居状況がどうなっているのかについてまず確認をいたしたいと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましても都市整備部長から答弁申し上げます。


都市整備部長答弁


 大変申しわけないのですが、手元に入居状況の資料をちょっと持ち合わせていなくて大変申しわけないのですが、入居状況につきましては、今ちょっとお答えできない状況でございます。申しわけないです。


質問(再度3回目)


 細かいところは、それはまた別のところで確認をしたいと思います。
 今入居状況というところについては一旦別にしまして、この流通・工業系業種等の土地利用ということで、今手元に所信表明事項等の進捗状況ということで、11月に配付されました平成26年10月現在のものを今手元に持っております。この中の3の①のところ、この資料のページで言いますと19ページ、20ページになりますが、こちらに流通・工業団地の整備ということで項目がございます。いろいろとご答弁にもありましたように、さまざまな検討が現状、平成26年度ではなされているということのわけですけれども、そのいろいろな検討をする課題の中で、さまざまな市内の工場、倉庫、跡地などの未利用地情報の収集や公開ですとか、そういったものをいろいろと、関連するいろいろな事業体等から、団体等から意見を収集しているですとか、あるいはさまざまな検討がなされているということなのですけれども、そういった中で企業誘致に当たって、具体的には細かい検討というのは来年度以降から実際に行われていくのだというふうに思っているのですけれども、さまざまな今後の検討課題の中においては、企業誘致に関する優遇制度の検討ですとか、そういったような項目もあります。
 その意味で、今流通業務団地の入居状況がどうかというふうなのは、まず現状どういったところに具体的に入っていって、あいているのか、それともきちんと埋まっているのかというところを確認したかったのですが、今細かく数字はないということなので、そこは一旦飛びますけれども、そういった現状の流通業務団地あるいは実際にさざまな別の工業団地ですとか、あるいはもともと工場ですとか倉庫があったところにきちんと入っているのか、それともあいているから今後誘致をするのか。
 今後誘致するに当たって具体的な優遇措置制度なんかも検討するということなのですが、どちらかといいますと、さまざまな優遇制度を設けて企業の誘致を行っても、よりよい優遇制度があるところに企業が何年かすると出てしまうというふうな実例がさまざまな産業界において実際にあります。ですので、優遇措置制度としてどのように整備をするのかというよりは、むしろ貨物駅というものがあって、この貨物駅というものの存在をアピールしながら、企業にとってどうそれぞれの企業の企業活動に貨物駅という部分での物流がプラスに作用するのかといったアピールというものが必要ではないかというふうに考えるところなのですけれども、その意味において、優遇制度その他さまざまな検討を今後していくと思いますが、そういった検討課題の中にやはり貨物駅というものの存在、そういったものをいかにして企業にアピールしていくのかというところも検討が必要ではないかというふうに考えておりますけれども、その点についてのご見解をお伺いしたいと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましては環境経済部長から答弁申し上げます。


環境経済部長答弁


 それでは、お答えいたします。
 まず、多分ご質問の中には、貨物ターミナルが越谷市のポテンシャルとして企業誘致ですとか、そういったものにプラスに働くのではないかというような流れの中のご質問だと思うのですが、これにつきましては市長の答弁の中にも申し上げましたように、越谷の市内、工業系なんかも500社ぐらいあると思うのですが、その企業がどの程度ターミナル駅を使っているのかということが把握できていない。把握できていなければ、これは需要がわからないということでございますので、これにつきましては、これから流通貨物ターミナル駅を企業が活用して、会社の利益というか、発展ですとか、そういったものにどう含められるかということにつきましては、私ども産業支援の所管として改めて研究してまいりたいというふうに思っています。
 それで、工業系土地利用、産業系土地利用につきましては、私ども企業回り等している中で、正直申し上げまして貨物ターミナルというようなポテンシャルよりも先に、やはり先ほど市長のほうの答弁もございました、4号国道ですとか463に近い、さらにインターにも近いという、どちらかというと自動車の流通的なところが非常に越谷市はメリットがあるのだというようなお話のほうがどうも多いようでございまして、ですから貨物を今までちょっと見てこなかったということだけではないのですが、今回のご提案の中で改めて一つのポテンシャルとして研究させていただきますが、今のところ産業系土地利用につきましては、やはり交通の便利といったところは、どうしても自動車交通、そちのほうが主力で、その辺のところのご要望ですとか、そういったことが多いということが現状でございますので、ご理解賜りたいと存じます。



<< 前ページへ
 
 
copyright (c) 2009. kikuchi-takamitsu. All Right Reserved.