越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

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質問(再度1回目)


 ご答弁ありがとうございました。それでは、順次再度お伺いしたいと思います。
 まず、1項目めの災害時の対応についての1点目の被災者の心のケア対策というところで再度伺いたいと思います。いろいろな災害が発生した際には、先ほどご答弁にありましたように、専門家の方々がいろいろと被災された方々のケアを図るというところでの対応、実際に竜巻災害の際での状況も含めてご答弁いただいたわけなのですけれども、いろいろと今、広島で土砂災害がある中で、民間の資格の話なのですけれども、精神対話士という資格がありまして、それ以外にも民間ではいろいろな心のケア対策についての資格はいろいろな団体が認定をしているところなのですけれども、例えばこの精神対話士、たまたま私、知り合いの議員さんがこの資格を持たれていて、広島県内の議員さんなものですから、直接広島の土砂災害の場所に行って、ほかの資格を持たれている方々と一緒にこの対応を図っているというふうな話も聞いていて、その中で被災された方々の心のケアということで、自分たちの活動が有効だったのだというような話もいろいろと聞いているわけなのですが、例えばこういった民間の資格を持たれている方々の、そういった専門的な方々を市としてはどのように、災害が発生したときにご協力いただこうと考えてるのか、そのあたりについてお伺いをしたいと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましては、保健医療部長から答弁申し上げます。


保健医療部長答弁


 それでは、ただいまのご質問にお答え申し上げます。
 心のケアに対しまして、災害時、まず一義的には市の中に保健師がおりますので、その保健師で対応するというのがまず、そういった対応で行いたいとは考えてございます。ただ、大規模な災害等があった場合、当然市の職員だけでは手が回らないといいますか、そういう事態が当然想定されるわけでございますので、そういった場合に市の職員以外の、いわゆるマンパワーといいますか、そういったものをどのように活用していくかという、その段階において、他の団体からの協力も含めまして、また一般の方のそういった有資格者、民間団体の資格ということですので、今後その資格の中身についてはいろいろ調べさせていただきたいとは思っておりますけれども、個人の持つ能力をいかに有効に活用させていただくかということは、これは大事なことだと思いますので、そういった観点から、手伝ってくれるという方を、ぜひ力をかしていただきたいという、その中で、そういう中で位置づけて、協力いただけるものは協力いただくということ。ただ、市全体の対策の中での位置づけということになりますので、その辺を今後慎重に調査検討させていただきたいというふうに考えてございます。


質問(再度2回目)


 その部分で重ねてお伺いしたいのですけれども、民間のいろいろな団体さんの認定している資格ですと、直接その資格をよく知っている職員の方もいれば、初めて聞くようなケースもあろうかと思うのです。実際災害を想定したときに、例えばボランティアセンターに、その資格を持たれている方が、私こういう資格を持っているので、ぜひお手伝いをしたいといったときに、そのボランティアセンターのところで、その具体的な資格がどういうものなのかが余り理解できないと、つまりその資格を持っているがゆえに対応してもらえる部分が、そこではなく別のところのボランティアとして回されてしまうというような懸念もあるのかなと思っておりまして、その意味において、実際ボランティアセンターというのは、社協が立ち上げてということですから、市が直接ということではないのかもわからないのですけれども、その社協のところでそういった資格がどういうものであるのか、そしてまたそういったその資格のもとに、どういうことがその方は、ほかの方とは違うことができるのかということの認識あるいは情報の共有ということが重要だと思うのですけれども、そのあたりについてのご見解をお伺いできればと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましては、協働安全部長から答弁申し上げます。


協働安全部長答弁


 それでは、ただいまのご質問にお答えいたします。
 ボランティアセンターでは、ボランティアの供給とニーズ等に、需要と供給にマッチさせるがためにさまざまな意見聴取を行わせていただく段取りとなっておりますので、そういった中で、その場で、例えばボランティアセンターそのものも、さまざまな勉強はしていると思うのですけれども、民間資格の1から10までご理解、さらにはその内容も理解しているわけではございませんので、その場の需要と供給の中でヒアリングの、マッチングの中でそれらは整理させていただく。さらには、その派遣等々に関しましても、どのように行っていくか、それらをよく吟味させていただくような形で行わせていただきたいと思っておりますので、ご理解いただければと思います。


 

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