越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告


●平成25年12月定例議会


Q1-①.質問


 議長の許可をいただきましたので、さきに通告してあります5項目十数点について順次質問をいたします。
 1項目めとして、市長マニフェストについてお伺いいたします。私は12月議会のたびごとに、市長選挙の際に高橋市長が掲げられたマニフェストについて、これまで4年間質問してまいりました。市長は、前期では掲げた28の項目を軸に、所信表明でも改めて述べられて、さらにその進捗状況については、項目を整理し直した上で都度公表をされてきました。特に公表に当たっては、越谷青年会議所主催の高橋市長と未来を考える会に出席し、市長みずからが市民に直接伝えるということを毎年続けてこられたわけですけれども、そのことが評価をされて、先月11月1日にはマニフェスト大賞2013において、越谷青年会議所は優秀マニフェスト賞の市民の部を受賞いたしました。マニフェストは、掲げた後のPDCAサイクルを回すことが重要ですが、回す過程において、きちんと公表することも重要で、このことによってマニフェスト文化の広がりや深みが増していくものと考えています。前の4年間の取り組みは、以上のようなものですが、この10月の市長選挙では、改めて8つの重点目標ということで、高橋市長は公約、マニフェストを掲げられました。そのことを含めて数点お伺いいたします。
 まず1点目に、これまでのマニフェストの検証及び評価についてお伺いします。高橋市長は、前期において掲げたマニフェストの28の項目、これを所信表明事項等の中で35の項目に整理して進捗状況を公表、さらに越谷青年会議所主催の高橋市長と未来を考える会でも市長が直接、選挙時に公約を示したものの進捗状況を公表する。市民からの評価を受けるというマニフェストサイクルを文字どおり行ってきたわけですが、そういった一連の取り組みを行ってきたことに対する自己評価について市長のご見解をお伺いします。


Q1-②.質問


 2点目に、公約の期限の考え方についてお伺いします。前のマニフェストでは、すぐに取り組むに始まり、1年以内、2年以内、3年以内、そして4年以内と取り組む期限がありました。その意味では取り組む優先順位や、あるいは取り組むに当たっての、いわば難易度といったようなものが理解しやすかった面があります。今回の市長選挙の際の8つの重点目標とそこで掲げられた具体的な政策については、その具現化の期限というものはどのようになっているのでしょうか。全て任期4年の中でという考え方もあると思いますし、あるいは今後進行管理をしていく中で個別に年次目標を定めていくということもあろうかと思いますけれども、期限ということについてお伺いをいたします。


Q1-③.質問


 3点目に、進捗状況の公表についてお伺いします。前期ですと、就任1年目の時点で越谷青年会議所主催の高橋市長と未来を考える会で、すぐに取り組むとした5項目や、1年以内に取り組むとした項目についての進捗を市民に発表されてきました。2年目以降は、所信表明事項等の進捗状況と題した資料を事前に作成し、我々議員に配布するほか、市のホームページでも公表し、その上で越谷青年会議所主催によりますマニフェストの検証作業の場で市民に発表するということを続けてこられました。このことは市民からも高く評価されておりますけれども、今後もこういった取り組みは、ぜひ継続するべきであると考えておりますが、今後の取り組みについての市長のご見解をお伺いいたします。


Q2-①.質問


 2項目めに、市立保健所の設置についてお伺いします。越谷市では平成27年4月を目標時期とした中核市への移行を目指した取り組みを進めており、その概要については我々議員にも示されているところです。その中で中核市移行に伴う事務権限の移譲については、現在も県との調整を図っているとのことですが、いずれにしても中核市移行に当たっては、保健所の設置が大きなウエートを占めておりますので、保健所について、以下数点お伺いいたします。
 まず1点目に、保健所再編を県民サービスから見た場合の評価についてお伺いします。県が平成22年に保健所の再編を行った結果、従来の越谷保健所は草加保健所に業務が移管されると同時に、越谷市域の管轄は春日部保健所に移ることとなりました。この再編の後に、県民を対象にして県が意識調査を行ったことがあるのかどうか。例えばこういった点の利便性が減ったであるとか、こういった点の改善を求めたいだとか、そういった部分において、県民に対して意識調査を行ったのかどうか、その点について市が現状把握している部分があればお示しをいただきたいと思います。


Q2-②.質問


 2点目に、県からの移譲事務についてお伺いします。移譲事務については、直近でも県との調整が続いていると伺っております。まだ最終の確定はしていないようですが、保健所に関する移譲事務について、法定移譲事務と県単独事業の、それぞれの数がどのようになるのか、現時点でのその見通しをお伺いいたします。


Q2-③.質問


 3点目に、権限移譲に伴う新たな行政サービスについてお伺いします。移譲される事務権限に基づいて、さまざまな行政サービスを提供するわけですが、その行政サービスは、かつての越谷保健所や、現在の春日部保健所で行っている行政サービスだけでなく、県内のほかの場所で提供している行政サービスも含まれているかと思います。そこで、市立保健所を設置した後に、市として越谷市内において新たに行うことになる行政サービスについてはどのようなものがあるかについてお伺いします。
 なお、ここでは旧看護学校跡地に整備を進めている保健所内でのサービス内容ということだけでなく、権限移譲に伴う全体ということで、お伺いをいたします。


Q2-④.質問


 4点目に、関係条例の整備についてお伺いします。保健所設置に向けて関係する条例を今後整備していく必要があるかと思います。現時点で予定されている関係条例のおおよその数とその主な内容、また議会への議案上程の時期の見通しについてお伺いいたします。


 
 
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