越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

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Q3-①.質問


 3項目めとして、国道4号線の交通安全対策についてお伺いします。
 1点目に、せんげん台駅東口入り口交差点の歩道橋の今後についてお伺いします。この点については以前にも質問をしておりますが、改めてお伺いします。昨年の夏に地域住民に行ったアンケートの結果から、利用実態が実質的にないことが明らかになっています。交差点の北側は、その歩道橋があるために歩行者用の横断歩道とはなっていません。しかし、そこを歩行者が横断しているというのが実態です。そのために駅方向からの車が歩行者とかかわるという観点から、なかなか左折できずにとまっているという状況がしばしば見受けられます。また、信号が黄色に変わる、そういうことで歩行者の方々が慌てて走って渡るケースも見受けられますけれども、同じく黄色信号で急いで左折しようとする車との接触の危険性もあります。安全性という点からは、歩道橋は撤去して改めて歩行者も渡れる横断歩道とするべきですが、この件について警察や国道事務所などとの間では、その後どのような協議がなされているのかお伺いします。


Q3-②.質問


  2点目として、戸井橋の改修工事の見通しについてお伺いします。国道4号線上の越谷市と春日部市の境目に当たる新方川にかけられている戸井橋の改修工事が現在進められています。越谷方面からするともとの橋の右側に、春日部方面からすると左側に仮橋が設けられ、それに合わせて少し急なカーブで川を越える形となっています。この仮橋ですが、越谷方面からすると川を越える手前に横断歩道があり、主にせんげん台駅方面と大泊、平方方面の行き来に利用されていますが、春日部方面から来る車にとってみると現状では見通しが余りきかないカーブの先に信号と横断歩道がある形となっています。ですから、歩行者の安全性を考えると一日も早い橋の完成が待たれるところです。工事期限は平成24年3月30日となっていますが、現場の状況を見ますとまだまだ工事がかかりそうな状況のようです。工事完了の見通しはどのようなものであるのか、市ではどのように把握しているのかお伺いします。


Q4-①.質問


  4項目め、越谷駅東口再開発事業の投資効果についてお伺いします。この件は9月議会で玉生議員さんが質問された内容と一部重複しますが、改めてお伺いします。越谷駅東口再開発事業は、越谷ツインシティの名称もつき、日に日に全体の姿があらわれているところです。かつて越谷駅が開業した際の石碑が駅前に改めて設置もされるそうで、こちらにその新聞の記事がございます。少し見えにくいかもわかりませんけれども、越谷ツインシティを見守るまた石碑復活ということでの新聞の記事がございますけれども、こういった形で越谷の玄関、新たな顔として一日も早い完成が待ち望まれているところでもあります。しかし、再開発の計画が持ち上がってから随分と時間もかかり、構想が持ち上がったころと現在とでは社会情勢も大きく変化しました。そこで、完成の前に数点確認をしたいと思います。
 まず、1点目として、投資総額についてお伺いします。総事業費で約250億円となっておりますこの再開発事業ですが、総事業費は正確にはどのようになっているのでしょうか。また、国、県、もちろん市もですが、負担をしております。それぞれ額はどのようになっているでしょうか。さらに、市の投資はそれ以外にも開発公社による土地の先行取得やB街区のフロアの購入などもあります。それらもあわせてお示しください。


Q4-②.質問


  2点目に、今後見込まれる投資効果についてお伺いします。投資効果としては税収の面とイメージの面とがあろうかと考えますけれども、それぞれ効果をどのように試算、想定しているのでしょうか、お伺いします。


Q4-③.質問


  3点目に、後年度の負担についてお伺いします。これまでの会計の中で処理しているものもあれば、今後市民が負担することになるものもあろうかと思います。例えば開発公社からの土地の買い戻しは今後10年かけて行いますが、それ以外にもB街区のフロア購入などを初め、さまざまな支出があり、それぞれの予算の中で消化しているものもあれば、市債を発行して今後対応していく部分もあろうかと思います。それらがどのような額であり、どのくらいの年限をかけて予算の中で消化されていくのか、その点についてお伺いします。


Q4-④.質問


  4点目に、計画策定当初と現在との社会情勢の移り変わりによる事業見通しの変化についてお伺いします。再開発の構想が持ち上がったのは20年前あるいは25年前のことだと伺っておりますけれども、現在までとの間では社会情勢は大きく変化しています。右肩上がりの成長がとまり、経済は横ばい、世界の中の日本の位置もさまざまな分野でどんどん順位を落としています。また、経済のみならず人口も減少することがはっきりしています。幸いにして東京に近い越谷はまだ人口がふえていて減少ということにはなっていませんけれども、越谷の北のまちではところどころ既に人口減少が始まっているところもあります。計画当初とではその姿も大きく変わっているかと思いますが、事業の目的が当初と現在とでどう変化しているのか、あるいはしていないのか、変化のあるなしも含めてお示しください。
 また、期待していた事業の効果について、こちらもいろいろ変わっているかと思います。投資効果や後年度の負担、また住民感情などどう変化しているのか、あるいは変化していないのかということも含めて、それらについてお伺いしたいと思います。


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