越谷市議会議員　きくち貴光
 
 

■議会報告

●令和3年12月定例議会


委員長報告

　

（１回目）

　議長のご指名によりまして、当委員会に付託されました第126号議案及び第127号議案の２件につきまして、その審査経過並びに結果をご報告申し上げます。
　当委員会は、去る12月14日、第１委員会室を会場に、委員７名が出席し、説明員として担当部課長の出席を求め開会いたしました。
　まず、第126号議案について申し上げます。執行部より説明を聴取の後、質疑に入りました。その主なものを申し上げます。
　基礎杭に関する正しい竣工図がなかった理由は、また今後、新たな体育館建設に向けて、竣工図の管理方法の考え方はに対し、通常は事業者が作成した竣工図を保存し、改修工事等の際に参考とするが、第１体育館は経年により、実際に残っていた設計書が古い青焼きの図面しかなかったため、これに基づいて解体工事費用の積算を行った。
　現在、市内各施設の最終的な竣工図については、電子データ及び図面を各所管課において、建物が現存する間は保存しており、今後はこのようなことがないよう、竣工図の管理をより徹底していきたいとのことでありました。
　以上で質疑を終結し、続いて討論に入りましたが、討論の発言はなく、採決の結果、第126号議案については、全員一致をもって原案のとおり可決と決しました。
　次に、第127号議案について申し上げます。執行部より説明を聴取の後、質疑に入りました。その主なものを申し上げます。
　相手方に対する第２次耐震診断の情報提供の状況と裁判に至るまでの協議経過は、また再発防止の考え方はに対し、契約時点においては、相手方に対し、第２次耐震診断に関する情報提供等は行っていなかった。また、業務の中止に当たっては、本市、相手方ともに解約に向けた清算の必要性を認識しており、協議を行ったが、双方が考える清算内容に大きな乖離があり、当事者同士で清算基準を設定することが難しく、折り合いがつかない状況が続いたことから、結果的に裁判に発展した。
　今回の裁判所からの和解勧告においては、本件が情報提供義務に反する可能性が示されていることから、今後は、耐震診断業務を行う場合、その結果によっては施設の管理運営に係る業務委託契約に影響を及ぼす可能性があるという認識の下、契約手続の際には関係者に適切に情報提供し、事務を進めるよう庁内でも情報共有を図っていきたいとのことでありました。
　以上で質疑を終結し、続いて討論に入りましたが、討論の発言はなく、採決の結果、第127号議案については、全員一致をもって原案のとおり可決と決しました。
　以上で報告を終わります。

（２回目）

　議長のご指名によりまして、当委員会に付託されました第128号議案のうち、当委員会の所管事項につきまして、その審査経過並びに結果をご報告申し上げます。
　執行部より説明を聴取の後、質疑に入りましたところ、新型コロナウイルス感染症対応に伴う通信運搬費の内容に関する質疑などがありました。
　続いて、討論に入りましたところ、討論の発言はなく、採決の結果、第128号議案のうち、当委員会の所管事項については、全員一致をもって原案のとおり可決と決しました。
　以上で報告を終わります。
 
 
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