越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告


●令和3年9月定例議会


委員長報告


 

(1回目)

 議長のご指名によりまして、当委員会に付託されました第85号議案ないし第87号議案の3件につきまして、その審査経過並びに結果をご報告申し上げます。
 当委員会は、去る9月22日、第1委員会室を会場に、委員7名が出席し、説明員として担当部課長の出席を求め、開会いたしました。
 まず、第85号議案について申し上げます。執行部より説明を聴取の後、質疑に入りましたところ、新たな敷地確保に関する質疑などがありました。
 続いて討論に入りましたところ、反対討論として、校庭面積の激減をもたらす過大規模校をつくることと一体の議案であり、子供たちの健全な成長、発展や教育活動に大きなマイナスをもたらすことが確実である。学校設置が先に立ち、計画ありきのように感じており、子供たちの校庭利用の制限で問題解決しようとすることは本末転倒と考える。中学校用の土地を新たに確保すれば、今回の合併は必要ないと考え、反対するとの発言がありました。
 以上で討論を終結し、採決の結果、第85号議案については、賛成多数をもって原案のとおり可決と決しました。
 次に、第86号議案について申し上げます。執行部より説明を聴取の後、質疑、討論、採決を行いましたところ、質疑はなく、討論の発言もなく、採決の結果、第86号議案については、全員一致をもって原案のとおり、可決と決しました。
 次に、第87号議案について申し上げます。執行部より説明を聴取の後、質疑に入りました。その主なものを申し上げます。
 まず、自動水栓の設置箇所及び設置率は。また、今後の設置計画はに対し、自動水栓の設置に当たり、トイレや洗面台等に最低1台は自動水栓を設置する考えに基づき、全小中学校に購入希望調査を実施した。具体的な設置箇所は、トイレや廊下等の手洗い場、保健室が中心となるが、一部の学校では、来客用や教職員が使用する水道にも設置する。また、設置率については、市内の小中学校45校の総蛇口数等から換算したところ、平均で約24%となっている。今回の設置により、各学校において1つの流し場につき1台以上の自動水栓が設置されることとなるが、今後も各学校の実態や状況を確認しながら、追加の設置も視野に入れて検討していくとのことでありました。
 次に、入札額の差額が大きい理由は。また、昨年度購入時の金額からの差額理由はに対し、昨年度の自動水栓購入時よりかなり価格が安くなっている状況があり、事業者によりメーカーからの納入におけるノウハウに違いがあるものと推測している。また、昨年度においては、コロナ禍で全国的に自動水栓の需要が高まって在庫が品薄となり、3回入札を行う中で、その時々の在庫に応じた金額で購入した。現在は、メーカーが増産を進めていることに加え、今回785個を一度に購入することによりスケールメリットが働き、販売価格が低下したものと捉えているとのことでありました。
 以上で質疑を終結し、続いて討論に入りましたが、討論の発言はなく、採決の結果、第87号議案については、全員一致をもって原案のとおり可決と決しました。
 以上で報告を終わります。

(2回目)

 議長のご指名によりまして、当委員会に付託されました第88号議案のうち、当委員会の所管事項につきまして、その審査経過並びに結果をご報告申し上げます。
 執行部より説明を聴取の後、質疑に入りました。その主なものを申し上げます。
 修学旅行の実施状況及び集団宿泊行事臨時補助金の支出状況は。また、修学旅行を中止した場合の代替案はに対し、市内中学校15校のうち、京都、奈良方面への修学旅行を実施した学校が1校、修学旅行を中止した学校が10校、検討中の学校が4校となっている。修学旅行の実施時期は9月が多く、8月中旬からの緊急事態宣言を受け、多くの学校が中止または延期の判断をしている。また、現時点では、修学旅行のキャンセル料が発生したという連絡はなく、集団宿泊行事臨時補助金を支出した事例はないが、今後発生する可能性があるものと見込んでいる。また、修学旅行を中止した場合の代替案として一部の学校では、県内、もしくは近隣の県へ日帰りで実施することを検討しているとのことでありました。
 以上で質疑を終結し、続いて討論に入りましたが、討論の発言はなく、採決の結果、第88号議案のうち、当委員会の所管事項については、全員一致をもって原案のとおり可決と決しました。
 以上で報告を終わります。

(3回目)

 議長のご指名によりまして、当委員会に付託されました第92号議案につきまして、その審査経過並びに結果をご報告申し上げます。
 執行部より説明を聴取の後、質疑、討論、採決を行いましたところ、質疑はなく、討論の発言もなく、採決の結果、第92号議案については、全員一致をもって原案のとおり可決と決しました。
 以上で報告を終わります。


 
 
copyright (c) 2009. kikuchi-takamitsu. All Right Reserved.