越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

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質問(再度1回目)


 ご答弁ありがとうございました。それでは、順次再度伺いたいと思います。
 その前に、先ほど私、登壇している際に議場で地震が起きた日を一昨日と言うべきところ、もしかしたら昨日と言ってしまったかもわかりませんので、一昨日ということで、そこは訂正をさせていただきたいと思います。済みません。
 それでは、質問させていただきます。まず、1項目めの本庁舎整備と財政について、改めてお伺いしたいと思います。先ほどのご答弁を伺いますと、今ちょうどパブリックコメントにかけております越谷市本庁舎建設基本計画によって、これが固まればということなのかもわかりませんが、5年間の財政計画上では平成32年度まで、約55億円が必要になるのかなというふうに伺いました。実際のところ、現在第一期実施計画、そこでは基本設計委託料のみが計上されていますから、実質的に約55億円分が第二期の実施計画の中で、それは予算組みをしていかなければならない額になるのだろうというふうに認識いたしましたが、まずそういう認識でいいかどうかという確認をさせていただきたいと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましては、総務部長から答弁申し上げます。


総務部長


 それでは、お答えを申し上げます。  今現在の後期の第一期の実施計画の中では、基本設計委託料2カ年分、計画上は4,900万円となっておりますが、これは平成30年度までが実施計画になっていますので、第二期の実施計画が30年度からスタートいたしますので、ここで議員さんがおっしゃられています実施設計と、それから基本設計を踏まえた中での建設工事費70%になりますけれども、55億、これがその時点で必要になってくるという計画になろうかと思います。


質問(再度2回目)


 そういたしますと、現時点での第4次総合振興計画後期基本計画の財政計画、一般会計歳出計画を見ると、先ほど並べた数字という形なわけですけれども、実際に本庁舎整備の計画が、この見直しのプランが固まって実際に幾らなのかということが固まってくると、相当額が第二期の実施計画のところで、今こちらの第一期の実施計画を持っておりますが、ここの本庁舎整備の関係の費用というのは相当な額になるということで今理解いたしました。
 そうなりますと、今パブリックコメントはかけていて、本庁舎整備ということについては市民の皆様方も多く、そういうふうに今市では考えているのだな、進めようとしているのだということは周知がされているのだと思っていますが、その中で第二期実施計画というものが、本庁舎整備だけではありませんから、さまざまな事業がこの中に入ってくるとなると、まずそこで確認ですけれども、第二期の実施計画の策定のスケジュールはどうなるのかということについてお伺いしたいと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましては、政策担当部長から答弁申し上げます。


政策担当部長


 お答えいたします。  第二期実施計画は、平成30年度から32年度までの3年間の計画でございまして、平成29年度に担当部局からの事業提案を受けた後、財政フレームを見据えつつ総合的な調整を図った上で、平成29年度中の策定を考えております。以上でございます。


質問(再度3回目)


 第二期の実施計画、今スケジュールをお伺いしましたら、平成30年度から始まりますので、当然平成29年度中には策定が行われる。平成29年度中のいずれかの時期かというのはとりあえず横に置きますが、今平成28年の9月ですので、1年とちょっとぐらいということになりますから、何か計画自体は先のような気もいたしますけれども、実際には策定の作業そのものはそれほど遠い話ではないのかなというふうに思っています。
 今越谷市では、市政運営の透明化ということで予算編成の可視化ということに取り組んでいます。以前、実施計画そのもののさまざまな意見を市民の方から聞くというようなことを愛知県の知立市を調査しまして、そのことの話をしました。というのも、総合振興計画の体系でいうと基本構想、基本計画、実施計画とあって、基本構想と基本計画は、例えばこの議会とか、あるいは市民の方もそうですけれども、その策定の過程において市がどう考えているのか、基本構想は議決ですが、それに対して議会側も特別委員会をつくって、それについてはどうなっているかということを策定の過程でさまざまな見解をただすと思いますし、市民の皆様も13地区ごとだとか、あるいは団体別にその基本構想、あるいは基本計画の部分では、さまざまな意見を述べるということが行われていました。しかしながら、実施計画ではそういったことが今まで行われていませんでしたけれども、先ほどお伺いしましたら、やはり本庁舎整備でも額は大きくなりますし、当然それ以外のさまざまな事業も行っていくとすると、予算編成の可視化と同じように実施計画の策定の過程の可視化ということを行っていくということが、より市政運営の透明化につながっていくのではないかと考えるのですけれども、そのあたりについてのご見解をお伺いできればと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましても、政策担当部長から答弁申し上げます。


政策担当部長


 お尋ねの実施計画の策定過程を可視化することにつきましては、仮に可視化を行うと想定した場合、その公表する内容や時期等について十分精査をさせていただく必要があるかと思っております。したがいまして、他の自治体の例も調査をさせていただきながら、検討させていただければと思います。以上です。



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