越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

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質問(再度1回目)


 ご答弁ありがとうございました。それでは、再度質問をいたしたいと思います。
 まず、1項目めのPFI事業ということで、市長にお伺いいたしたいと思いますが、いろいろとご答弁いただいて、取り組みに対する検証と評価というような部分、また今後という部分でお伺いいたしておりますけれども、ここでは1点だけお伺いしたいと思うのですけれども、全国的には、先ほど市長からご答弁いただきました、平成24年7月末現在で403件あるということでございますけれども、少しずつふえてきているのかなというふうに思っております。あるいは少しずつしかふえていないということなのかもわからないのですが、そこの部分で、先ほど検証の部分でお話をいただきましたけれども、いま一度、別の視点でお伺いしたいと思うのですが、少しずつ進んでいるという見方もできますけれども、少しずつしか進んでいないという観点で見たときに、ではなぜ少しずつしか進まないのだろうか。進まない理由、デメリット、問題、そういった部分が、先ほどのご答弁にも、こういった部分なのだというような話はございましたけれども、いま一度、進まない理由が、どこかにあるとすれば、それはどういったものであると考えられるのか、その点についてお伺いしたいと思います。


市長答弁


 お答えいたします。
 ただいまお答えした幾つかの視点というものがありますが、その中で私なりに捉えてみるならば、向こう20年間という見通しのもとで、このPFIを、是か否かということで、これは市ならず請け負うというか、民間事業者も20年先のものを見越しながら、お互いに合意を得るということが大変難しいと、こういうことが私は言えるのではないか。さらには、細かくは技術的な問題だとか、継続して運営していけるノウハウの問題とか、いろいろありますけれども、やはり20年間という見通しをお互いに理解を得た上で円滑な運営が図れるかどうかというのが最大のネックではないかなと。その辺は、私どもこれからどういうふうにしていくか、公共施設のマネジメント白書をつくる中で、さらに検討させていただきたいと、このように思っております。以上です。


質問(再度2回目)


 それでは、2項目めの統合型GIS、こちらに移りたいと思います。
 1点目の利用促進のための広報という部分で再度お伺いをしたいと思いますけれども、先ほどご答弁の中でAEDの話があって、作図機能その他も含めて、どういったところにあるから、どういったところのルートが云々、そんな話もございました。1回目お話しした際には、越谷市のツイッターからは、道路関係の地図情報が得られますよ、そういった形の広報だったのですね。その観点からすると、アクセスは既に1万数千件あるようなのですけれども、例えばAEDの情報がここから得られますとか、あるいは学校の学区の関係がここから得られますとか、そういった個別のコンテンツがあって、こしがや住まいるマップにアクセスすると、こういった情報が得られますよという形での個別の広報がなされないと、単にこしがや住まいるマップというものができ上がりました、地図上でいろいろなデータがあります、とれますというだけでは、なかなか利用につながっていかないのかなというふうに思われますので、そういった意味において広報のあり方、いま一度ご答弁をいただきたいと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましては、企画部長から答弁いたさせます。


企画部長答弁


 ただいまの菊地議員さんのご質問にお答えさせていただきます。
 議員さんからご指摘いただきましたようにGIS、3月の末からスタートいたしまして、GISの用途としては非常に高度な利用といいますか、利便性の高い利用が図られるということで、今後可能性の高いシステムになろうかというふうに私どもも期待をしているところでございます。議員ご指摘のようにプッシュ型の越谷cityメールとか、あるいはツイッターといった形で、利用者の方々に直接届くようにもう少し工夫すべき点があるのだろうだろうというふうに思いますし、またご指摘いただいたように相互乗り入れをするような形での情報がありますよということで、こういった要点を簡潔にまとめた解説するような広報をしていく必要があるのかなというふうに思います。
 GISの使い方といいますと、一般的には、なじみがない方には非常に使いにくい面も一方ではございます。多機能である分、またヘルプ機能とか、そういったところを活用しながら、お使いになっていただいているとは思うのですけれども、今議員にご指摘いただいたように、どういう情報がGISで提供できるのかということも、もう少し簡潔に住民の皆さんに届くような工夫というのも必要だろうというふうに私どもも考えておりますので、これは越谷市の広報、紙メディアとしてお知らせするとか、あるいは電子メディアの中でも、もう少し入り口の入りやすいような設定でGISにアクセスして、そこにどのような情報が提供できて、自分たちの生活の中にどのような利便性をもたらすのかというようなことを理解できるような形でのお知らせを工夫してまいりたいというふうに考えております。


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