越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

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質問(再度1回目)


 ご答弁ありがとうございました。それでは、順次再度お伺いしていきたいと思います。
 まず、1項目めの市長マニフェストの進捗状況ということでいろいろとご説明いただきまして、ありがとうございました。その中で2年目ということでの7項目の中で3つほど細部をお伺いしたいと思うのですが、順番にお伺いしたいと思います。
 所信表明事項等の進捗状況のこちらの文章の資料の中からのページで頭からいきたいと思いますが、こちらに、15ページに子供たちが自由に遊べる原っぱ公園の整備ということであるわけですが、今回熊本市に担当の委員会が行政調査でプレーパークについて、原っぱ公園ということだと思いますけれども、そういった調査も行われて、今後具体的に行政内部でも内容についてはきちんと整備がされていくのだと思うのですが、そこで1点だけお伺いしたいと思いますが、この資料を見ますと「プレーパーク運営を検討するための協議会を設置する」というような記載がございますけれども、この協議会、どのような趣旨で、つまり例えば具体的な現場での利用方法ですとか、あるいはどういった団体がそこにかかわっていくだとかということを具体的に決めていくものなのか、その協議会というものの位置づけといいますか、内容についてお示しをいただければと思います。


市長答弁


ただいまのご質問につきましては、子ども家庭部長から答弁いたさせます。


子ども家庭部長答弁


 それでは、ただいまの菊地議員さんのご質問にお答え申し上げます。
 ご案内のとおり、これまで関係団体の方々と植栽とか、また施設整備等について話し合いを重ねてまいりました。また、本年10月にはプレーパークの先進事例であります東京の羽根木プレーパークやプレーパークむさしのを視察してまいりました。また、そこにおいてはイベントの内容とか主な遊びの内容、管理運営方法等について調査してまいりました。今後につきましては、平成24年度にプレーパーク運営を検討するための協議会を設置いたしまして、関係機関、団体、さらには地元の皆様方と十分に検討を進めてまいりたいと考えております。その中でどのようなプレーパークにしていくのか、どのような運営にしていくのか、いつから事業を開始するのか等について協議してまいりたいと考えております。
 いずれにいたしましても、プレーパークの事業運営につきましては、地域住民等にお願いし、市はその側面的な支援をしていくという市民との協働によります事業としてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。以上でございます。


質問(再2回目)


 ご答弁ありがとうございました。
 続きまして、こちらの資料でいいますと25ページになりますが、「自治基本条例に基づく市民が主役のまちづくりの推進」ということで、その中でお伺いしたいと思います。取り組み目標としては審議会等へ市民の方が公募委員として参加される、そういった審議会の数をふやしていく、そういったことが数値目標として掲げられているようでございますけれども、こちらの平成23年度市政世論調査の結果報告書を見ますと、市民の方々が自治基本条例というものについてどの程度認識をされているかということの集計があるわけなのですが、「よく知っている」として1.5%、「まあまあ知っている」というのが9.4%、以下、「余り知らない」が36.2%、「知らない」が50%、不明3%ということで、自治基本条例というものについての認知度がまだまだ低いということがここで明らかになっています。そういうことも含めて推進会議、こちらのほうでどのようにこの認知度を高めていくのか、そういったことも恐らく議論がなされているのだと思うのですけれども、やはりまず市民の皆様方が自分が主役であるということが自治基本条例上はうたわれているわけです。そういったことを市民の方自身にやはり認識をしていただく、認知していただく、そこが重要だと思っておりまして、その点からいうと、その取り組み目標が単に公募委員さんの審議会の数云々ではなくて、やはり全体としてどのように認知度が高まっていくのか、そういったところが目標として掲げられていかないとよろしくないのかなと考えているところでして、そのあたりの見解をお伺いできればと思います。


市長答弁


 お答えいたします。
 ご質問のとおり、市民への周知徹底、参加を求めていかなければならないと痛感をいたしております。その具体的な取り組みにつきましては、企画部長から答弁いたさせます。


企画部長答弁


 それでは、菊地議員さんから自治基本条例の普及にかかわるお尋ねでございます。これにつきましては、自治基本条例が制定をされて、例えば自治基本条例啓発に係ります懸垂幕とか、あるいは自治基本条例のパンフレットの配布、さらに自治基本条例パンフレットのポケット版というのもつくらせていただきましたり、あるいは逐条解説の配布ということも従来行ってまいりました。菊地議員さんのお尋ねがありましたように、これの普及については、自治基本条例の推進会議というのを設けておりまして、そちらのほうでご議論をいただいております。今回の世論調査のアンケートの結果も推進会議の皆さんにも当然情報提供させていただいて、その普及の難しさ、あるいは必要性について議論をいただきました。この推進会議で、今年度は小学校6年生を対象とする子供版のパンフレットを作成するというふうなことで考えておりまして、この子供版のパンフレットにつきましては、推進会議の委員の皆さんのご意見を踏まえましてつくっていきたいというふうに考えております。
 また、現在推進会議では自治基本条例の普及についての調査審議が大詰めを迎えております。今年度中にはこれまでの審議の結果を踏まえて答申をいただくというふうな予定をいたしております。そういう意味では、来年度以降につきましては、この答申の内容を踏まえました取り組みも実施をしていきたいというふうに考えております。
 先ほど申しましたように、本年度の世論調査結果におきまして自治基本条例の認知度が低かったという結果となっておりますが、その結果を真摯に受けとめまして、市民が主役のまちづくりを進めるための最高規範として、今後もあらゆる機会を通じまして自治基本条例の普及に取り組んでまいりますので、ぜひご理解いただきたいと思います。



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