越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

 

●平成23年1月臨時議会

○質問


 今回ワクチン接種の関係でこういった形で臨時議会が招集されたわけなのですが、聞くところによりますと、他市では専決処分で対応されているところも多いと聞いております。そういった中で、議会にこれを諮るという市長の前向きな姿勢を高く評価をしている次第でございます。また、これによりまして、我々議会議員も市民にきちんと説明責任が果たせるということでございまして、まことにありがとうございます。
 そこで、3点質疑させていただければと思います。まず、1点目なのですけれども、これは、3月中に16歳、高校1年生相当の女子に対しての対応を図るということのわけなのですが、4月以降どのようになるのか、他の年齢の女子についての部分も含めて、確認の意味でお伺いをいたします。
 2点目に、費用負担の関係ですけれども、国と市との費用負担の割合についてお伺いをいたします。
 3点目に、専決処分を行うところも複数あると聞いておりますけれども、越谷市は、非常に先駆的な取り組みもいろいろとされている中で、今回臨時議会という形で議会に諮られているわけなのですが、今回の措置において他市の状況がどのようなものであるのか、わかる範囲で結構ですので、それについてお伺いをいたします。以上、3点よろしくお願いいたします。

 

市長答弁


 ただいまのご質問につきましても、健康福祉部長から答弁いたさせます。


健康福祉部長答弁


 菊地議員さんのご質問にお答えをさせていただきます。
 まず、1つ目でございますけれども、いわゆる今回の対象となる方につきましては、年度がかわりますと、ここ2年生になってしまう方が3月の1カ月間、1回受ければ翌年度無料でできるというふうな措置でございます。この子宮頸がんワクチンにつきましては、6カ月の間に3回ということが必要とされておりますので、したがってその3月という1カ月の期間であっても、1回受ければ次からこの制度を使えるということでの対応でございます。また、4月以降でございますが、いわゆる4月以降につきましては、それぞれの基準の中学校1年生から高校1年生までの対象者ということになりますので、その辺は国の制度と全く同じになっていきます。
 それから、続いて費用負担の関係でございますけれども、費用負担につきましては、これ具体的に現在の予算から実質的な負担ということでお答え申し上げますと、市のいわゆる持ち出し分については約55%、それから国が45%というふうになろうかと思います。
 それから、3点目、いわゆる専決処分の他市の状況でございますけれども、これは、すべて把握しておりません。聞くところによると、年度内で実施をするに当たって専決処分を行っている自治体が数多くあるということをお聞きしております。越谷市の場合には、先ほどご質問にございましたように、具体的にこの内容を皆さんにお諮りをして決定していきたいという理由から、臨時会という形をとらさせていただいている状況にございます。以上です。



 
 
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