■議会報告

●令和5年9月定例議会
質問(再度8回目)
ありがとうございます。システムというのは、我々の目にはよく見えないものですので、それがうまくいっているのか、うまくいっていないのか、うまくいくのか、いかないのかというのは、むしろ何か問題が起きたときに、やはりうまくいっていた、あるいは逆にうまくいっていなかったということが明らかになるのかもしれませんので、そうならないように、よりよい対応を今後も進めていただければというふうに思います。
それでは、最後、5項目めになりますけれども、学校体育館の改修について教育長にお伺いしたいと思います。先ほどの1点目での照明のLED化では20億円ぐらい、そしてまた2点目のエアコンの設置では55億円ぐらいかかるという話でした。
ちょっと画面の切替えをお願いします。もう残り時間僅かなのですけれども。こちらがちょっと細かくて恐縮です。公表されています越谷市固定資産台帳から令和4年3月末時点のものですけれども、そこから抽出をいたしました。市内45の小中学校の体育館、ここには旧の蒲生小、旧の蒲生二小も含まれています。細かい数字は横に置いておいて、固定資産というのは減価償却というのがどんどん進めていきます。学校の校舎、体育館の法定の減価償却期間は47年、47年が経過しますと、この表の右から2番目にあります。期末簿価というものが最終的に1円になります。今この表示では、赤字になっているものは既に減価償却期間47年を超えて期末の簿価が1円になっている市内の小中学校の体育館です。小学校では既に20校、中学校でも11校既に47年の法定の耐用年数を超えて、つまり老朽化が進んでいるということになります。画面の切替えをお願いいたします。
今、細かい数字は横に置いておいて、このように学校の体育館というのは老朽化が進んでいるわけですが、この老朽化が進んでいる中で、昨年の、私は学校施設長寿命化計画に基づいて学校の校舎、体育館、長寿命化を進めるべきだということは言わせていただいたところですけれども、それとは別口に、今回の質問では、ちょっと時間が経過しましたので、抱き合わせでお伺いしたいと思いますが、照明のLED化ですとかエアコンの設置ですとか、こういったものはこういったもので進めていくわけですけれども、一方で長寿命化という問題があるわけです。個別に一つ一つ、LED化は工事を行う、エアコンはエアコンで工事を進めていく。さらには、学校施設の長寿命化はまた別にやっていくと。個別にやっていくと、経費というものが、ある意味では膨らんでいくのではないか。それを圧縮するためには、一つにまとめたら圧縮できるのではないかというふうに考えておりますが、経費という観点で、その辺りどうであるのかということについてお伺いしたいと思います。
教育長答弁
ただいまのご質問にお答えをいたします。
現在のところ、体育館の改修予定はございませんが、ご指摘のあった施設の老朽化であるとか、あるいはエアコンの導入に伴う断熱改修であるとか、あるいは避難所利用ということであれば、多目的トイレの設置をどうするかということ等については検討すべき課題の一つであるというふうに考えておりますことから、今後の校舎の大規模改修や改築の検討の際に合わせて体育館につきましても改修等の検討をする必要があるというふうに考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。
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