越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

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●令和2年12月定例議会


質問(再度1回目)


 ご答弁ありがとうございました。それでは、若干時間ありますので、再度お伺いしたいと思います。
 再質問については、4項目めのところでお伺いしたいと思いますが、その前に、1項目めの新本庁舎完成の後ですけれども、岡野議員からもありましたが、やはり来庁される市民の方が迷わないように、ソフト面での丁寧な案内と併せてハード面でのしっかりとした案内、それが手抜かりないようにぜひお願いしたいと思います。やはり市民の方が誤って場所を認識したりすると、それが行かれた先のところでの様々な窓口応対で、市民の方がちょっと感情を害されるというか、発露されるというか、そういったことも起こり得ますので、ぜひしっかりとした対応をお考えいただければと思います。
 3項目めの不妊治療の助成ですけれども、国では進めていくわけなのですが、国は国で進めていくとして、可能であれば越谷市としても前倒しで行えないかどうか、そのこともいま一度ご検討をいただければというふうに思います。
 それでは、再度の質問として4項目め、新型コロナウイルス第3波への備えについてで再度お伺いしたいと思います。ここではまず、1点目のところの市内PCR検査体制の現状の中で、市内の医療機関、医師会さん、また市内の医療機関、本当に医療に従事されている方々、ご苦労されていることに心から敬意を表したいと思いますし、本当に頭が下がる思いでもおります。そういった中で、先ほどのご答弁では、市内医療機関、病院でもそれぞれの医院で実際にPCR検査が実施されるというところがあるというふうに数字も出てきましたけれども、その際に、本当に春先ですと、このPCR検査、やはり未知な部分だったものですから、重装備でかなり慎重に、検査をするに当たっては、検査の方の装備から始まって、その後の処理も非常に慎重にやられていたというふうに思っています。今回、先ほどのご答弁では、市内の医療機関でも検査ができるということなのですが、その辺りのそれぞれの医療機関あるいはその検査に当たる医療従事者の方の装備、そういったことについての基準がどのようになっているのか、どういった基準で実施されているのか、その点について確認をしたいと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましては、保健医療部長から答弁申し上げます。


保健医療部長答弁


 それでは、お答え申し上げます。
 医療機関における感染予防対策の現状、基準も含めというご質問でございますが、現在医療機関におきましては、季節性インフルエンザと新型コロナウイルスが同時流行した場合に備えまして、身近な医療機関でも発熱者等を受診できるよう体制を整えていただいています。その中で、医療関係の医療従事者の方と患者さんが共に安全に診療、診察が行えるよう、埼玉県が埼玉県医師会とともに作成した「インフルエンザ流行時の新型コロナウイルス感染症診療のガイドライン」が示されております。このガイドラインに基づきまして、各医療現場におきましては診察や検査を行っていただいておる状況でございます。
 具体的には、まず発熱患者さんが受診する際は、事前に電話連絡をいただいて予約をいただくということが基本になっております。それに対応する医療機関につきましては、医療機関も規模も様々でございます。専用の個室や動線を分けて診察することが難しい場合には、一般の患者さんとは別に診療時間を分けて診察もしていただいております。さらには、医療機関によりましては野外、これは敷地が広い場合だと存じておりますが、野外にテントやプレハブを設置して、他の患者さんと交差しないよう、感染をしないように工夫をして診療をしている医療機関もあると伺っております。
 さらに、特に診療の際は、医師、看護師はサージカルマスク、フェイスシールド、アイソレーションガウン、それと専用の医療専用手袋をして定期的な換気を行いながら診療を行っていただいているところでございます。こういったガイドラインが示されているわけですが、医師会におきましては、このガイドラインに基づきまして感染予防を取っていただくということで、2回の研修会を実施していただいて、感染予防対策を徹底し、現在診療や検査を行っていただいているところでございます。以上でございます。


質問(再度2回目)


 ご答弁ありがとうございました。
 それでは、次に3点目の感染者の移送ということについて再度お伺いしたいと思います。先ほども申し上げましたように、今現に感染されている方、陽性の方、6月議会の頃は、全県的に言って20人ぐらいだったのが、今1,700人を超えているという状況です。今後もますます増えていく、越谷市内でも増えていくおそれもありますので、先ほどの移送についてはいろいろとご答弁いただきましたが、現状の体制では間に合わなくなってくるという可能性もありますので、体制を強化していくというようなことについてどのようにお考えになられているのか、その点について再度確認したいと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましても、保健医療部長から答弁申し上げます。


保健医療部長答弁


 それでは、お答え申し上げます。
 現状の体制で搬送が困難になった場合の体制強化というお尋ねでございますが、先ほど市長答弁にございましたとおり、現在2台の車にて感染者を医療施設、さらには医療療養施設とホテルのほうに搬送をさせていただいているところでございます。現在は、感染の状況によってでございますが、現在この2台を効率よく活用し、それぞれ医療施設や療養所のほうに、ホテルのほうに搬送させていただいているわけですけれども、状況によっては救急搬送も消防隊の協力を得て行っていただいております。これが感染の状況によって、患者さんを多く医療施設や療養所へ運ぶといった場合、2台ではなかなか搬送が困難になってくるという状況も把握しております。そういった場合に、埼玉県で委託している業者の利用が可能となっておりますから、そういった場合には県に協力を仰ぐという形になろうかと思います。さらには、これが感染爆発というようなことになりますと、全体的な搬送が困難になるということもありますので、それは最悪、民間委託業者に依頼をするということも想定しているところでございます。以上でございます。


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