越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

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●令和2年6月定例議会


質問(再度3回目)


 地域的な課題ですとか社会的な課題を解決するためにNPO法人の方々は活動されていて、そしてそのNPO法人の活動の、言わばサポートによって、あるいはそのサービスによって、日々の生活をそのサービスを受けることによって、よりよくしようと思っていらっしゃる市民の方々も、やっぱり少なからずいらっしゃるわけです。そういった中で、NPO法人の活動がこのコロナ禍で困難になっていくと、結果としてそのNPO法人と関わりのある市民の方々が、より苦しい状況に追い込まれるという懸念もありますので、NPO法人に対する支援ということについても、なかなか財政的には厳しいのかも分かりませんが、ぜひ今後も引き続いて検討をいただければと思います。
 では、次に移ります。2項目めの高齢者の健康ということで、先ほど市長からの答弁でリーフレットの作成という話がありました。私が提供しました筑波大学の久野先生からのこちらのチラシ、そちらを参考にしつつ、ガーヤちゃんのすてきな姿も入ったリーフレットを作成して配布をしているということでございます。先ほども防災無線で、熱中症対策のため日中の外出は控えてください、そういったようなことのアナウンスもありますので、先ほどもお話ししましたように、今後も外出がなかなかままならないと、結果として足腰が衰えていって健康にも害が生じるということもありますので、高齢者の方々だけではありませんが、積極的に健康に留意するように、ぜひ体を動かしてくださいというようなことの発信を、引き続き市からもしていただければと思います。これは要望とさせていただきます。
 では、少し飛びまして、それでは最後の5項目めのところの治水に移りたいと思います。様々なコロナの問題については、ぜひ今後も引き続いて、先ほどお話ししました埼玉県の現在感染者数ですが、先ほど25人というふうにお話ししましたけれども、この数字が、私自身はこれを少しウオッチしていまして、これが増えていかないようにするために、ぜひいろんな取組をしていただければと思います。そういった中で、5項目めのせんげん台駅周辺の治水対策、そこに移りたいと思います。
 この治水対策の2点目の浅間川橋梁工事の進捗状況の部分でお伺いしたいと思います。橋梁工事が今後進んでいくと、様々な工事が行われていくのだというふうに思っておりますが、先ほどの答弁で、いろいろと今後の附帯の工事の話もありましたので、まずポンプの増強ということについて確認をしたいと思います。現状の県の仮設ポンプ、こちらは毎分18立米の処理能力があるという話になっています。それを将来は毎分48立米にしたいというのが計画ということで、以前から度々答弁でも出ていますけれども、数字の上では30増やすということになりますが、このポンプということについて、新たに30立米の能力のあるポンプを別に増やしていくというのか、それともそうではなくて、48というもののポンプを新たに設置をするということなのか、その辺について確認をしたいと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましては、建設部長から答弁申し上げます。


建設部長答弁


 それでは、お答えいたします。
 県のほうで橋梁改修に伴いまして、現在毎分18立方メートルのポンプが設置されております。その後、鉄道橋の改修及び護岸工事等々の工事が終わりましたら、河川改修と併せて右岸側のゲートを一体化した改修をさせていただきます。そのときに、毎分48立方メートルのゲートポンプを設置する予定でございますので、現在の18立方メートルのポンプは撤去しまして、新たにゲートを改修したときに、新設で48立方メートルのポンプが設置される予定でございます。以上でございます。


質問(再度4回目)


 ご答弁ありがとうございました。ポンプでいうと、新たに48のものを設けるのだという話で今お伺いいたしました。では、そのポンプの実際の増強の増強工事が行われる時期ということについて確認をしたいと思います。
 答弁ではその橋梁工事というのは、橋梁工事そのものは令和3年3月の、いわゆる現在の完成予定の時期そのままでスケジュール的には進んでいるというふうに受け止めたのですが、ただ、いろんな答弁を整合しますと、残工事、つまり橋梁工事自体は終わるのだけれども、今までの私の認識では橋梁工事が終わると、そのまま直ちに次に同時並行でポンプの増強工事が行われるのだというふうに認識をしていたのですが、どうもそうではないようで、例えば残工事、その橋台の撤去とか、あるいは以前から私が言っている東武鉄道の上り線のところは開業当初からのれんがが使われているわけなのですが、例えばそういったものを撤去するだとか、さらにはその護岸工事、今もありましたけれども、護岸工事をするだとか、そういったいろんな工事が行われた後に、ポンプの増強工事に取りかかっていくというような話として今受け止めたので、その意味では河川改修工事そのものがある程度進んでいかないと、ポンプの増強工事は行われていかないと。単に東武鉄道の橋梁工事が終わったら進んでいくということではなくて、もう少し新方川の河川改修工事も含めて、そのうちにポンプの増強工事になっていくのかなというふうに受け止めましたので、このポンプの増強工事が、ではいつ頃になるのかということについて、現状県との協議ではどうなっているのか、その辺についてをお伺いしたいと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましても、建設部長から答弁申し上げます。


建設部長答弁


 お答えいたします。
 施設の整備時期につきましては、鉄道の橋梁工事後に護岸工事に合わせて行っていくものと伺っております。浅間川橋梁周辺につきましては、浅間川橋梁の残りの附帯工事、さらには未改修部分の護岸工事、さらには鉄道橋の下流にございます人道橋及び左岸側の樋管の改修工事等の関連工事が残っておりますので、できるだけ早く市の増強ポンプが設置できるように、引き続き埼玉県と調整を図っております。したがいまして、今のところ令和何年までという形では、県のほうからは示されておりません。
 したがいまして、現在18立米の仮設ポンプで行っておりますが、昨年の台風19号について、また浸水被害があったということで、今年の治水対策の対応といたしましては、今18立方メートルのポンプがあるのですが、そこにまた仮設ポンプを増強して、毎分24立方メートルのポンプで令和2年度の治水対策は対応してまいりますので、ご理解いただきたいと存じます。


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