越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

<< 前ページへ

●平成30年12月定例議会


質問(再度7回目)


 安全対策については、ぜひ引き続き、今もやっていらっしゃるわけですけれども、重要なことだと思いますので、今後もしっかりと進めていただければと思います。
 それでは、最後、7項目めの郷土芸能の普及について再度お伺いしたいと思います。先ほど幾つか事例として紹介しましたように、この「越谷に伝わる郷土芸能」というチラシの中にさまざま、囃子、木遣、神楽、下間久里の獅子舞ということがご紹介をされています。先ほどのご答弁ですと、小学校ではいろいろと取り組みをされているという話でした。中学校ではどうなのかなというふうに、幾つかの団体の方々からは、中学生にも、中学に上がってからもぜひというようなことも承っております。
 そこで、小学校で終わることなく、中学校でも学べるような機会、体験する機会として、中学校でのクラブ活動ですとか、部活動ですとか、そういったことで郷土芸能を習うということについてはどのようなことであるかということについてお伺いしたいと思います。


教育長答弁


 ただいまのご質問につきましても、学校教育部長よりお答えをいたします。


学校教育部長答弁


 お答えいたします。
 郷土芸能について、クラブ活動ですとか、部活動ですとかというところでの扱いというお尋ねかと思いますけれども、中学校の教育課程にはクラブ活動という時間がございません。ですので、これを時間割の中で例えば体験をするとか、学習するとかということは難しいと思います。それから、部活動については、中学校がそれぞれの実情に合わせて設定をすることになりますので、これを教育委員会として郷土芸能の部活動をつくりなさいということにはならないので、難しいかなというふうなところが現状でございます。以上です。


質問(再度8回目)


 郷土芸能についてですけれども、中学校での学校生活、クラブ活動ですとか、部活動ではいろいろと課題が多いということは認識いたしました。しかし、こういった郷土芸能に触れるということは、郷土意識が強まっていって、ひいては将来にわたり越谷のまちへの愛着度も高まっていくということが考えられます。その意味で貴重な地域のこういった伝統あるいは文化を守り継いでいく、そういったことが非常に重要だというふうに考えておりますので、改めてこういった郷土芸能を地域の子供たちに対して、教育委員会としてどのようなサポートができるのかということについて、最後、その点改めてお伺いしたいと思います。


教育長答弁


 郷土芸能の普及と継承については、学校教育のみならず、生涯学習のほうでも推進しているところでございますので、ただいまのご質問につきましては、教育総務部長よりお答えをいたします。


教育総務部長答弁


 それでは、お答えを申し上げます。
 まず、小学校のクラブ活動を終えた後の幾つかの活動をしている事例をお聞きしておりますので、申し上げたいと思います。大相模小学校のおはやしクラブの出身の高校生、大学生でございますが、地元祭礼への参加のために、大相模後方はやし連中において定期的な指導を受けていると。さらに、小学校のクラブ出身者ではないということですけれども、中学3年生1名が神明はやし連中の稽古に参加をして指導を受けているという事例もございます。さらに、桜井南小学校の獅子舞クラブでは、卒業後に自主運営団体を組織いたしまして、地域の祭礼が行われる際に参加協力をいただいているというようなことも伺ってございます。こうした小学校のクラブを終わった後も、活動しているということの一部仕組みがあるということでございます。
 教育委員会といたしましては、教育振興基本計画の中で郷土芸能の振興、普及ということで施策へ位置づけてございますので、引き続きこちらについては事業に取り組んでまいりたいというふうに思っておりますし、今後とも中核になります郷土芸能保存協会さん初め、関係団体と連携協力をさせていただきまして、一緒になって郷土芸能の普及に努めてまいりたいというふうに考えてございます。よろしくお願いいたします。


<< 前ページへ
 
 
copyright (c) 2009. kikuchi-takamitsu. All Right Reserved.