![]() |
![]() |
|||||||
■議会報告 ●平成29年9月定例議会 Q1-①.質問
議長の許可をいただきましたので、さきに通告してあります6項目、十数点について、市長、教育長にお伺いします。 Q1-②.質問
2点目に、防災業務計画の策定についてお伺いします。草加市では、昨年、2016年に地域防災計画を見直しています。その主な骨子は、まず草加市役所の防災計画から草加市地域全体の防災計画へと考え方を変えたことにあります。また、実効性を伴った防災計画とするために、すべきこととできることを区別し、さらに地震被害想定を見直した上で、地震被害想定の被害レベルに応じた具体的な目標を設定するといった取り組みを行いました。それまでの地域防災計画には、次のような課題があるというふうに草加市では考えております。そのまま越谷でも課題として認識されているものも含まれていると思いますが、まず災害対応全体の骨格、体系がわかりにくいということがありました。具体的には、他の業務との関係がわかりづらい。時系列の中での位置づけがわかりにくい。目標、方針、業務などが混在していたなどといった課題です。また、すべきこととできることの区別がされていない。随時の見直しがしにくいといった課題もありました。そこで、地域防災計画を見直し、基本目標、方針、業務の構造を明示したほか、自助、共助、公助が達成するべき目標と業務の骨格を時系列に整理し、他の業務との関係、時系列での位置づけを明確にしました。この点については、越谷市が今後地域防災計画を見直す際に参考にしていただきたいと思います。 Q1-③.質問
3点目に、非常用自家発電設備の点検についてお伺いします。消防法では、非常用自家発電設備の定期総合点検が義務化されています。その中には、消火活動に必要なスプリンクラーや消火栓ポンプを動かすための最低30%以上の出力確認点検というものがあると聞いております。電気事業法では、月次点検を法制化していますが、この月次点検等の際に行っている負荷をかけない運転点検、空ぶかしではエンジン内にカーボンが堆積されると言われています。このため、堆積されたカーボンを燃焼排出させておかないと、非常時に発電機が正常に動かず、消火活動ができなくなるおそれがあるそうです。実際、東日本大震災の際に、整備不良により非常用自家発電設備の機能が十分に発揮できなかった事例が複数あったことが報告されています。越谷市も自家発電設備を設置している施設が数多くあります。施設によっての設置の目的、用途はさまざまありますので、その中で日常的に多くの市民が訪れる市役所庁舎を取り上げてお伺いします。 Q2-①.質問
次に、2項目めとして、せんげん台駅周辺の治水対策についてお伺いします。このテーマについては、各議員から常に問題が提起されています。市としても、都度対策を講じておりますが、対策を講じてもそれを上回るさまざまな、台風ですとか、あるいは集中豪雨ですとか、そういった降雨がしばしばあって、対応が後追いとなっています。先ほどの地震同様、水害もまた日本全国を見渡せば、毎年どこかで必ず大きな被害が発生しています。その中で越谷は、被害の規模を別にすれば、いつも水に悩まされているのが現状です。一昨年の9月議会のさなかに襲来した台風18号では、せんげん台駅構内の線路が冠水し、駅前が水没してしまうなどの大きな被害が生じました。私も当日の朝6時過ぎに、せんげん台駅周辺のところを見渡しましたが、非常に大きな混乱になっていたことは多くの皆様方、ご記憶にあるかと思います。 Q2-②.質問
2点目に、東武鉄道の橋梁かけかえ工事の現状についてお伺いします。数年前から東武鉄道の橋梁のかけかえ工事が行われています。これは新方川の河川改修工事の一環として、東武鉄道の線路を今よりも少し上げるように橋梁をかけかえるというものですが、平成26年6月議会で質問したところ、答弁は以下のようなものでした。平成24年度に埼玉県と越谷市で設置した河川・下水道事業調整協議会において、河川及び下水道の整備を一体的で効果的に実施するための事業間調整を進める取り組みとして、県が新方川の改修に伴い、東武鉄道橋のかけかえを進める。このための基本協定を平成26年2月に東武鉄道と締結し、平成26年度から6カ年の予定で工事に着手する。本市においては、効果的な当該地域の治水対策を行うため、平成25年度に調査検討を実施し、県の河川改修事業に合わせて樋管などの整備を進めていく予定というものでした。橋梁のかけかえ工事については、春日部市側の踏切の通行を停止するなどして現在進められていますが、工事の進捗がおくれているとも聞いております。橋梁かけかえ工事の現状の進捗はどのようになっているのか、市が把握している内容についてお伺いします。 Q2-③.質問
3点目に、せんげん台駅周辺の雨水管整備についてお伺いします。今ほど平成26年6月議会での答弁内容に触れましたが、繰り返しになりますが、効果的な当該地域の治水対策、ここで言う当該地域とは、せんげん台駅周辺のことですが、効果的な当該地域の治水対策を行うため、平成25年度に調査検討を実施し、県の河川改修事業に合わせて樋管などの整備を進めていく予定となっております。越谷市の管路整備事業による公共下水道雨水幹線の整備率は、現状66.5%となっていますが、100%に向けた整備を行っていく中には、せんげん台駅周辺部分が含まれていると理解しています。県の河川改修事業、鉄道部分はかなり大がかりな工事が現在行われていますが、せんげん台駅周辺の今後の雨水管整備の見通しについてお伺いします。 Q2-④.質問
4点目に、雨水のはけ口についてお伺いします。せんげん台駅東口駅前周辺部分の雨水は、東武鉄道の橋梁脇に水門があり、そこから新方川へ落とされていました。そこには常設型のポンプはなく、台風シーズンには非常用発電機を設置して、従来は対応を図ってきました。もちろん常設にせよ、非常時の仮設にせよ、能力以上に内水があればポンプアップは間に合いませんが、地域は以前から水門に常設のポンプ設備設置を要望してきました。こういった中、平成29年6月議会での清田議員の質問の答弁にあるように、東武鉄道の橋梁部分で行われている河川改修工事により、従来の水門を壊し、ことしの5月から県が大型の応急ポンプ2台を常設し、運用しています。せんげん台駅東口駅前が冠水、さらには水没する危機から免れるには、西口もそうですけれども、ひとえにこの部分の排水能力にかかっているかと思っています。いずれ河川改修工事が終われば、それに合わせてでしょうが、しかるべき対応が図られるものと考えますが、新方川へのはけ口について、今後どのようにしていくのか、現在の計画についてお伺いします。 |
||||||||
![]() |
![]() |