越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

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●平成29年6月定例議会


質問(再度8回目)


 公共施設等総合管理計画の中での道路の今後の更新ということでいえば、先ほどのご答弁では40年間で約1,200億円かかって、平準化するとしても年に30億は必要ですよねと、それに対して現状今お伺いしましたら、30億必要ではないかというその見通しに対しては、非常に低い予算しか実際には計上ができていない、執行ができていないというようなことだと思います。そういう意味でいいますと、先ほどから言っておりますけれども、非常に大きなウエートを占める道路インフラというものについての更新は相当綿密に考えていかないと、言うなればその道路があっちもこっちもぐあいが悪くなっていくということになっていくかと思います。その意味では、事後対応型ではなく、予防保全型で、可能な限りどんどん、どんどん計画をしっかりとつくって、優先順位を定めて、どこに、どのようにやっていくのかということも計画をつくる中で進めていくというようなことが必要なのだということを改めて認識をいたしました。
 そこで、2点目のところの道路状況の把握というところで再度お伺いしたいと思いますが、先ほど路面性状調査についてお伺いをいたしました。大体1,300キロぐらいある市道の面積のうちのそのうちの約130キロメートル、だから10分の1ぐらいでしょうか、それを調査をして、そのうち約30キロメートルを整備の対象とすると。それに対して対応しているのが約39%ぐらいということなのですが、なかなか予算を組むというのが非常に難しい状況だとは思うのですけれども、今後差し当たってこの路面性状調査で整備をしなければならないというその路線延長に対して、それを100%に持っていくというようなことについて、今後どういうふうに進めていくというのか、今後の目標についてもお伺いしたいと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましても、建設部長から答弁申し上げます。


建設部長答弁


 それでは、お答えをさせていただきます。
 ただいまご質問ございましたこの29.6キロ、これ全て完成するには、今の予算の状況を見ますと、議員さんご指摘あったように、かなりの年数、日数がこれは要します。したがいまして、現在進めております4次総振の中での我々の掲げた目標値であります平成32年度までに目標値の49.3%、まずはこれを目指して頑張っていきたいと考えておりますので、ご理解を頂戴したいと存じます。


質問(再度9回目)


 なかなか厳しいということなのだと思いますので、そこのところについては承知をいたしました。念のためこの路面性状調査で確認をしたいと思いますが、先ほどのご答弁では約30キロメートル、その対象というのは1級道路、2級道路あるいはバスが走っているところということなので、言うなれば町田市で言うところの幹線、準幹線道路というようなことなのだろうというふうに推測をしておりますが、この調査に当たって、いわゆるその一般的な生活道路というものが調査の対象、バスが走っている生活道路というところは調査をしたのかもわかりませんけれども、生活道路、いわゆる生活道路と呼ばれているところについて路面性状調査が行われていたのかどうかということについてを確認したいと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましても、建設部長から答弁申し上げます。


建設部長答弁


 それでは、お答えをさせていただきます。
 路面性状調査につきましては、先ほど市長答弁がございましたとおりの130キロについて、いろいろひび割れだとか、わだち掘れの調査をさせていただいております。越谷市で町田市のようにその幹線道路、それから橋梁、それから生活道路、全ての計画を立てて実施に向けていくというのは、確かにこの理想的な考えであるのかなとは思うのですけれども、越谷市としてなかなかそこまでではなくして、まずはその1、2級だとか、幹線だとか、バス路線を最優先で考えて、道路資産管理計画をしっかり今年度立てて、それを実行に移していくと、まずはその辺から考えていきたいと考えておりますので、ご理解を頂戴したいと存じます。


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