■議会報告

質問(再度11回目)
何度も何度も言って恐縮ですけれども、内部統制のリスクの、要するにリスクマネジメント、先ほども言いましたけれども、さまざまなリスクがどういうものであるのか、その分類をするときに、影響度がどうかということと頻度がどうか、その上でどう対応を図っていくかというふうなところも含めて考えるというふうなことが示されています。新型インフルエンザ等の発生というのは、正直なところ、巨大地震が首都を襲ってくるよりは、頻度というか、確率は低いのかなというふうには思いますけれども、それは実際には地震のほうが低くて、新型インフルエンザのほうが高いのかもわかりませんが、一たび起こると大流行をして、本当に越谷市役所というよりも、日本全国どこもが行政機関が機能を停止するということもあり得るという中では、どういうふうな、そういう最悪の場合もぜひ想定をする中で、どういう備えが必要か、どういう訓練が必要か、そういったことも引き続き検討していただければ、そのように思います。
それでは、最後、続きまして4項目めの救急出動時における対応につきましては、先ほど消防長からご答弁いただいて、持ち物リストを作成するということについては前向きにご答弁いただきましたので、それはぜひ進めていただければと思います。
もう一点の段差解消ということですけれども、いろいろと課題はあるのだと思うのですが、救急車のグリップを強化するから、今のところ支えもするしということなのですが、多分高さで言うとどうでしょうか、細かく調べていませんが、30センチとか35センチとかぐらいあって、普通の建物の階段よりも2段分ぐらいはあるのかなというふうに思っています。それをどう段差解消ができるのか、あるいはその段差があるのをどう高齢者の方々をサポートするのかということについては、引き続き検討していただければと思います。
それでは、最後5項目めの健康寿命と健康ライフスタイルづくりについて、大分時間がたっていますので、ここでは1点だけお伺いしたいと思います。3点目にあります具体的な取り組み内容についてというところで再度お伺いしたいと思いますが、やはりこの健康ライフスタイルづくりをしていく一つの課題というのは、健康寿命というと、一般的なイメージでは高齢者の方々の健康をどう維持していくかというような視点になりがちなのですけれども、高齢者の方々の健康を維持していくにはその前の年代、例えば60代、50代、40代、30代、場合によったら20代と、どんどん、どんどん若い世代のところから健康をしっかりと維持していこうというような意識づけ、その中での運動、食生活ということの取り組みが必要なのだろうというふうに思っています。そういった意味からしますと、健康寿命を延ばすのにある一定の年齢の方々、高齢者の方々というところで着眼をして、そこで施策を講じていくということはもちろん必要だと思っているのですけれども、その前のタイミングでの、もう少し若い方々にもしっかりとした意識づけを図っていくというところが重要だと思っています。
そういう意味で言いますと、例えばですが、いろいろと小中学校で運動会を開かれていますけれども、小中学生の保護者の方というと、どうでしょうか、50代、40代、30代、20代と。そういう意味で言いますと、若い世代の方々が多くいるというところでもあって、運動会で実際に保護者の方々が参加をするという種目もありますけれども、運動をする人たちを見るというところから始まって、ああ、自分も運動していかなければいけないなというような意識づけにうまくできていくのではないかというふうに思っています。運動会、今例えばという話で小中学校の運動会という話をさせてもらいましたけれども、それ以外にもいろいろと、実際に運動をしている人たちを見て、ああ、自分もというようなところの機会はいろいろあると思うのですが、高齢者ではなくその前の世代、もうちょっと若い方々にもうまくそういう意識づけを発信をしていくために取り組みが必要だと考えているのですが、そのあたりについての教育長の見解を再度お伺いしたいと思います。
教育長答弁
ただいまのご質問につきましては、教育総務部長よりお答えをいたします。
教育総務部長答弁
それでは、お答えをさせていただきます。
ただいまのお尋ねですけれども、スポーツには、私ども考えたところは、するスポーツ、実際自分がスポーツを行う、するスポーツ、それから見るスポーツ、それから支えるスポーツというふうにあると思います。菊地議員さんおっしゃいますように、いわゆる見るスポーツから、するスポーツへと導くことによって、運動器官の充実が図れるのではないかというふうに考えているところでございます。現実に平成28年度、今年度なのですけれども、プロ野球のウエスタン・リーグですとか、それから女子プロ野球、それとあとリオのオリンピックのときにはパブリックビュー、さらには市民体育祭の中央大会におきまして、リオデジャネイロのオリンピックのブラジル代表で出ました杉町マハウ選手を招きまして、マハウ選手の走る姿を皆さんの前で身近に見ていただいたと。そういう機会を設けるなど、見るスポーツの充実も現在進めているところでございます。
越谷市には、ご案内のとおり、スポーツ関係団体といたしまして体育協会、それからレクリエーション協会、それとスポーツレクリエーション推進委員会がございますので、これらの団体と連携をさらに深めていきまして、それぞれの団体に加盟している連盟とか協会とかいろいろ団体、加盟している団体もございますので、そちらのほうの活動内容なんか多くの方に、市民の方に知っていただいて、一人でも多くの方にスポーツ、レクリエーションに実際に参加をしていただけるように努めてまいりたいというふうに、このように考えているところでございますので、ご理解賜りたいと思います。
以上です。
|