越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

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質問(再度7回目)


 それでは、教育長への再度の質問に移りたいと思いますけれども、4項目めの教職員の研修体制については、いろいろとご答弁いただきましたので、今後引き続いてさまざまな部分、検討が必要な部分は、さらに検討を加えていただいて、しかるべき時期に順次我々にも情報は開示されてくるのだと思いますけれども、そういった部分で対応していただければと思います。
 最後の5項目めの学校施設の老朽化、こちらに移りたいと思います。まず1点目ですけれども、いろいろと数字もいただきました。ありがとうございました。今電卓で手元で計算しましたら、築30年以上のものでいきますと、越谷市全体では約28万8,000平米で、それに対して教育委員会の学校の校舎と体育館、合計すると、こちらは21万9,000平米で、28万8,000平米に対しての21万9,000平米ですと、割合で言うと76%ということになりまして、実はマネジメント白書は、それは市長部局のほうで、教育委員会からの施設情報を含めて進めているところなのですが、築30年以上というベースで言うと、実は4分の3が教育委員会、これは今学校の話だけですので、教育委員会のほかの所管する施設を入れれば、もうちょっと数字は上がってくるのかもわかりませんけれども、学校ベースだけでも4分の3となると、私の想像以上に数字は高いのかと思いますけれども、この築30年以上のベースで、市全体の公共施設の中での学校、約4分の3を占めているということについての見解、それについてどのような認識であるのかということについてお伺いしたいと思います。


教育長答弁


 ご指摘のとおり、かなり高い割合で教育委員会の所管する建物があるわけですけれども、これについては、先ほど菊地議員さんからのご質問にもございましたけれども、教育委員会として、今後長期的なビジョンを持ってこれの解消に当たるということになるわけですが、人口動態の関係もありますし、学区の関係もありますし、さまざまな要因が絡んできますので、すぐにというふうなことは、なかなかいかない状況もございます。そこで、内部でも検討委員会を立ち上げて話を進めているところでございますけれども、いずれにいたしましても先ほどご答弁の中で申し上げましたけれども、市で今進めているところの、公共施設のマネジメント白書策定に向けての検討委員会が今進められておりますけれども、こちらのほうである程度まとまった答申ができたところから、同時並行ではやっているのですけれども、それを受けて、さらに詳細な計画を立てていかなくてはいけないというふうには認識しているところでございます。


質問(再度8回目)


 マネジメント白書を平成25年度、平成26年度で進めていきますので、そこの部分でというような、同時並行も含めてだと思うのですけれども、いま一度ちょっと確認なのですけれども、3月議会で市長に築30年以上という部分で、では更新費用というのが試算されているのかどうかというような部分の質問をいたしましたら、それについては何となく答弁が明確でなかったのですけれども、教育委員会としては、築30年以上という部分で、これについての更新にかかわる費用が、どのような金額になり得るのか否かということの試算をされていらっしゃるのかどうかということについて確認したいと思います。


教育長答弁


 更新費用については、具体的に算定はしておりません。


質問(再度9回目)


 わかりました。それでは2点目の、これまでの更新内容についてという部分で、お伺いをしたいと思いますが、今までは長寿命化ということでの更新ですね、それは直接はされていないということなのですけれども、建てかえの実績も数字としていただきまして、四十数年たつと建てかえてきているということなのですが、全国平均で見ても、平成23年度ベースでは大体42年ぐらいたつと建てかえしているということなのですけれども、恐らくどこの自治体でも、更新といえば、それは建てかえということで、一旦つぶして新しくつくり直すということで対応しているのだと思うのですけれども、今までずっと更新は建てかえであったということについて、つまり建てかえをするという考えだけだったのか、それとも長寿命化というような形での更新ということでの考えがあったのかどうか、そこについていま一度確認をしたいと思います。


教育長答弁


 ただいまのご質問にお答えをいたします。
 これまで建てかえとか、大規模改修の計画を立ててございましたけれども、長寿命化対策というところについては、ここのところで文科省のほうから積極的に打ち出されてきているものでありまして、これについての具体的な内容についても、まだわかっていないところもございます。したがいまして、この長寿命化対策について考えてきたのかということであれば考えてきておりませんでした。以上でございます。


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