越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

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質問(再度5回目)


 それでは、次の項目に移ります。
 3項目めの日帰り観光の促進策という部分ですけれども、観光ボランティアについては、細かく数字もいただきまして、ありがとうございました。現状、越谷駅周辺の部分でいっても、民間の方々、地域の方々にご協力いただいて、ひなめぐりですとか、甲冑めぐりですとか、あるいは今度の日曜日には昨年に続いて五街道の宿場町の集まりを設けるということがあって、そういったものをいろいろと発信していくと、越谷に日帰り観光で訪れる方々もふえてくると思われますので、そういった中で観光ボランティアガイドの皆さん方が、より活躍の場が広がるような、また活躍することによって、恐らくガイドの皆さん方のモチベーションがだんだん高まっていくのかなと思われますので、そういうことも含めて、そこは今後も引き続いていろいろな施策をご検討いただいて対応していただければというふうに思います。
 2点目のフィルムコミッション事業について、ここで再度お伺いをしたいと思います。2項目めの統合型GISでコンテンツの充実は、それぞれの所管課で今後はやっていけるのだというような話でしたけれども、そのフィルムコミッションでいろいろと実績も上がっているわけですが、先ほども少し言いましたけれども、実際に撮影をされて、それがテレビで放送される、あるいは映画で流れていくというようになってくると、そういったところに実際に行ってみたいなというふうに思う方々が実際にいらっしゃるわけですね。越谷の部分が出てきて、そこに来られている方がいるかどうかは、そこは私自身も把握していないのでわかりませんけれども、ドラマですとか、映画なんかで出てくると、そこに行ってみたい、そこで食べてみたい、そこのものを買ってみたい、そういったことがあるわけです。
 そういった中で、フィルムコミッションでいろいろと行っていく中で、そこを今度こしがや住まいるマップの観光情報、そことリンクをさせていきながら、先ほど相互乗り入れみたいな言葉もありましたけれども、そこでリンクを張ることによって、さらに越谷市民の皆さん方にも改めて、そういったところに行ってみようという気持ちにもなるでしょうし、それがより多くの方々に情報として知れ渡れば、市外から越谷に訪れるという方々もふえるというふうになって、その意味で日帰り観光というところが、もっともっと底上げされてくるのではないかと思われるのですが、そのあたりフィルムコミッションでのさまざまな情報発信とこしがや住まいるマップとの連携性という部分についてご答弁をいただきたいと思います。


市長答弁


 お答えいたします。
 ただいまのご質問につきましては、企画部長から答弁申し上げます。


企画部長答弁


 ただいまのフィルムコミッションと、それからGISを使ったこしがや住まいるマップの有効活用というようなご質問かと思いますが、これにつきましては、今現在の施設情報とか、観光情報を含めて、こしがや住まいるマップで情報提供ができるようにということで内容の充実を図っていこうという計画でございます。ご指摘いただきましたようにフィルムコミッションの、今後越谷市が持っている資産をどのように映画とか、そういったところのプロダクションが評価をして、越谷市の公共施設を活用していただけるかというようなことの大きなきっかけとなるのは、お知らせが重要なものでございますので、その際に、これは先々になるかと思いますが、例えば位置情報とそれから観光スポット、さらにはフィルムコミッションで活用できるようなエリア、そういったところでの情報の提供ということを、場合によっては観光情報を兼ねて準備して、そういった一般市民向けとは違った事業者に向けた情報発信を兼ねた仕掛けが考えられると思うので、この辺の内容につきましても、GISのこしがや住まいるマップの高度利用ということを含めて、さらにはフィルムコミッション事業の拡張という面で、相乗作用ということで、どんなアイデアが出てくるかということで検討させていただいて、これについては庁内的にGIS部会とか、そういったところで検討を進めていきたいというふうに考えております。


質問(再度6回目)


 それでは、3点目の親水空間のところに移りたいと思います。
 ウッドデッキについては、先ほどご答弁ありましたけれども、県の補助金のメニューなんかも使いながら、今後平成25年度から平成27年度、3カ年かけて280メートル延伸をするということになって、ますますウッドデッキの部分がにぎわいを持ってくるのだろうというふうに思っています。イベントをいろいろやっているのですけれども、せっかくウッドデッキがあっても、その先のところ、ウッドデッキを使ってのイベントはあるのですが、ウッドデッキの、まさにそこのところは川があって、眺めもいいわけなのですが、実際には用水が一定の時期しか水がないので、その部分では、景観という部分では非常に限定的な時期になってしまうのかもわからないのですけれども、例えば中央市民会館の前というか、裏手というのか、そこには噴水があって、同じようにウッドデッキ周辺のところにも噴水があれば、例えば川の向こう側から両方噴水が上がっているというようなことの景観も、よりよくなってくるのかなというふうに思っておりまして、さらに言えば噴水のところにスカイツリーの色合いのような形でライトアップしたりすると、夕方、夜間、そういったところでのにぎわいも出てくるのかなと。そういった意味で日帰り観光として、さらに充実をしていくのではないかと思われまして、その意味で噴水をつくるとなるとお金もかかる話なのですが、そういった部分、お金のかかるというところは認識しておりますけれども、噴水というものについて設置が可能かどうかというところでのご見解をお伺いしたいと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましては、環境経済部長から答弁申し上げます。


環境経済部長答弁


 それでは、ご質問にお答えいたします。
 中央市民会館の前に噴水があって、今でもライトアップ等の工夫をして、まさに水が満たされた時期には非常にいい景観をつくり出して、それを見にいらっしゃる方もたくさんおいでだと思います。ご提案のと申しますか、今回ウッドデッキの今あるところ、さらには延伸するところに噴水をということでございますが、これは一つのご提案としては検討してまいりたいというふうには思います。中央市民会館の前の噴水、たしか平成4年ぐらいに完成されたと思うのですが、その完成に当たっては、当然西用水の土地改良区さんですとか、農業用水という性格もございますので、そちらのほうと十分な協議が必要でございますし、ご心配いただいている予算の関係も、どのような噴水の形態にするかということでも、費用的にも相当違ってくると思いますので、それが限られた時期に、それをやったほうがいいのか。さらには、また別の意味で、中土手を使った、何か集客性の高いものができないかですとか、噴水に限らず全体的な形でウッドデッキに訪れる方が多くなって、観光スポットとして認知され、皆様にご利用いただけるような形で検討してまいりたいというふうに思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。

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