■議会報告

質問(再度6回目)
ご答弁ありがとうございました。
それでは、最後、4項目めのシティズンシップ教育について、これは教育長にお伺いさせていただければと思います。必要性についても、あるいは現状の取り組みについてもいろいろとご説明、ご答弁いただきましてありがとうございます。そういった中で1点だけ再度現状の確認ということでお伺いできればと思うのですが、実は平成20年の9月議会で白川議員さんが子ども議会について開催してはどうかということで質問されているわけなのですけれども、これは当時の板川市長と教育長にということなのですが、市長答弁の部分はおいて、教育長の答弁では、子ども議会の話はちょっと横に置いて、それ以外の子供たちに政治というものを理解させるというような体験の方法ということでのご答弁の部分を少しお話しさせていただくと、児童生徒が議場を見学し、例えば議員の方々より児童生徒に対して直接地方自治の重要性等に関するお話をいただいたり、児童生徒が質問するという形式の直接体験も考えられると。小中学校の社会科や総合的な学習の時間の授業において、市長さんや議員さんに質問してみようという学習課題を設定し、手紙や作文を作成し、それに対して実際にご回答いただくというような直接的な体験方法もあるんじゃないでしょうかということでお話がありました。また、その上で学校から児童生徒に市政の仕組み等を理解させるため、教育委員会に要望があった場合には、その実現に向けて支援していく考えがあると、そういうようなご答弁があったわけなのですけれども、これまでの3年間、私のとらえ方からすると、こういったことをしていくということがつまりシティズンシップ教育だというふうに理解をしているところなのですが、この3年間で今お話ししたような、教育長にご答弁いただいたような内容が具体的にどのように取り組まれたのか、その点についてお伺いができればと思います。よろしくお願いいたします。
教育長答弁
ただいまのご質問に関しましては、学校教育部長よりお答えをいたします。
学校教育部長答弁
それでは、ただいまの菊地議員さんのご質問にお答え申し上げます。
市役所の議場見学につきましてとのお尋ねでございますが。授業時数の減少と学習指導要領の改訂により実施は厳しい状況になっておりますが、新学習指導要領のもと、小学校中学年では、より身近な公共施設等を見学、体験しております。例えば浄水場見学、消防署見学、リサイクルプラザ見学、リユース見学等が挙げられます。しかしながら、より多くの子供たちが議会を身近に感じられる機会をつくることは大変大切なことと考えております。そのために市議会の様子を授業に活用することも考えられます。現在、インターネットを利用できるノートパソコンとつながった移動式の50インチテレビが各小中学校の各階に1台ずつ配備されており、コンピューター室に移動しなくても各教室で利用することができます。そのようなことから、現在越谷市のホームページから閲覧する方法がございますが、教員が適切に、しかも手軽に授業で活用できるように越谷市のデジタルコンテンツに掲載する方法も考えられますので、関係部所と連携を図りながら進めてまいりたいと考えております。なお、市内全小学校の6年生が国会議事堂の見学を実施しております。
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