越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

 

質問(再度7回目)


 ご答弁ありがとうございました。
 避難所ということで、危機管理の観点ということで、学校の体育館、避難所なのですが、市長にお伺いできればと思います。先ほど長岡市立東中学校さんの話の中で、体育館に電話の回線ですとか、インターネットの回線ですとか、テレビの配線ですとか、それが災害時にはそれをつなげればそれが使えるというようなモジュラーを工事をしたというような話のようなのですけれども、いざ災害が発生した場合に、情報の入手というのが非常に重要かと思います。以前であればラジオという話だったかと思いますが、ネットが急速に普及していますし、リアルタイムでとなると、そういったもので情報をとるということもあるのかなと思います。そういった観点から、今後改修工事、そういった電話ですとか、ネットですとか、あるいはテレビですとかが、まあ物を直接置く必要はないと思うのですね、どこか職員室なりなんなりあいているものを災害時には持ってくればいいと思いますが、その受け手、モジュラーがないと、それも使えませんので、そういったものを整備するお考えがあるかどうか、それをお伺いできればと思います。お願いいたします。

 

市長答弁


 ただいまのご質問でございますが、現況の体育館がどういうふうになっているか、ちょっと私のほうでは把握しておりませんので、何とも申し上げられませんが、体育館ということではなく、災害対策本部となるところ、また災害対策の参集要員等部長等には、災害時に携帯電話、それも災害時の携帯電話等を持たせて、連絡等はとれるようにいたしますので、その発生直後の情報伝達ということに関しては十分な対応はできるものと思っておりますが、今ご質問にありました件については、ちょっと検討課題とさせていただきたいと思います。
 以上でございます。


質問(再度8回目)


 ご答弁ありがとうございました。
 それでは、少し飛ばしまして、5番の飲料水の話の中でお伺いできればと思います。耐震性飲料用貯水槽が20カ所ありまして、いざというときにはそれが利用できるという形なわけなのですが、例えば、私が住んでおります千間台東1丁目自治会のところに千間台第一公園というのがございまして、そこにはまさにそれが地下に埋まっているのですけれども、実際には自治会の人たちはそれがいざというときに、水道企業団の方がいらしてどういうふうな工事をされて、どのように活用できるのかというのが実際に把握をしていないのですね。そういったこともありますので、その貯水槽がある近隣の方々に対して、「こういった形でいざというときには設置をされて使えるようになります、皆さん、こういう形でご活用ください」というようなレクチャーというか、訓練というか、そういうことが必要なのかなというふうに思っておりますけれども、それについて、そういった訓練というのでしょうか、そういったことを行うことについてのお考えをお伺いできればと思います。よろしくお願いいたします。

 

市長答弁


 ただいまのご質問でございますが、耐震性飲料用貯水槽、これはその使い方といいますか、そういうことにつきましては、いきいき越谷等でたびたび放送をいたしております。今言ったその近隣の方に対する周知ということにつきましては、今後水道企業団のほうと相談してやっていきたい、そのように考えておりますので、ご了解を賜りたいと存じます。
 以上でございます。

質問(再度9回目)


 ご答弁ありがとうございました。
 それでは、2項目めの防災教育のところで、防災訓練について、これは教育長にお伺いしたいと思います。各連合自治会単位で防災訓練というものを実施していて、そこに小学生なり中学生なり、児童生徒が保護者の方と一緒に参加をして、それで理解をしていただければ、それが一番いいのかなというふうに思っておりますけれども、ただ実際には、私も地区の防災訓練に参加させていただいておりますけれども、なかなかお子さん方は参加されないケース、例えば中学生ですと、部活があるですとか、勉強が忙しいですとか、そういったさまざまな理由があるのだと思うのですが、余り参加をしているケースが見受けられないのですね、現状では。先ほどのご答弁ですと、防災訓練に関しては、地域の訓練に積極的に参加するように進めていきたいというようなお話だったと思いますが、なかなか地域には参加していただけていないというのが現状ですので、学校の中で防災訓練というものを行ったらいかがなのかなというふうに思っております。その際に、これは提案も含めてなのですが、例えばさまざまな物資の搬入その他を、運動会ですとか、あるいは文化祭ですとか、そういったときにちょっとイベント性、ゲーム性も持たせた形でやると、子供たちも,児童生徒もですね、より意識を持って参加をするのかなというふうに思っておりますが、そのあたりのお考えについていま一度お伺いできればと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

教育長答弁


 それでは、ただいまの菊地議員のご質問にお答えいたします。
 先ほど申し上げた中学生向けの危機管理、防災に関する教材というのがありますけれども、ここには、例えば避難所の運営なんかについて、避難所とはどういうところかということから始めて、避難所のルールについて、あるいは避難所での生活の配慮について、さらには避難所運営のための組織、その中でそういうことを学んだ後に、チャレンジとして「あなた自身が避難者になったとき、あなたは避難所でどのようなことを手伝えるか、考えてみましょう」と、こういうようなこの教材を使った教育が行われているわけですけれども、こういうことをもとにして、先ほどご提案がありました地域の防災訓練に積極的に出るとか、あるいは避難訓練等に、あるいはほかの行事等にあわせて避難訓練をやったらどうかというようなことですけれども、例えば、ちょっと何年か前にはなるのですが、地域防災訓練を実施した際に、市内中学校の部活の生徒ですけれども、これが防災訓練に実際に参加した例がございます。そのときは、中学生ができる活動として、仮設担架を利用した運搬方法や日用品の分配などを体験した、そういう例がございますので、このような取り組みを校長会等通してお話をすることによって、各学校に広めていきたいというふうに考えております。また、先ほど申しましたけれども、避難訓練のときにあわせて行う方法についても、いろいろな例があろうかと思いますので、そういったものを出しながら、呼びかけてまいりたいというふうに思っています。
 以上でございます。

 

 
 
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