越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告


質問(2回目)


ご答弁ありがとうございました。それでは、順次再質問をさせていただきます。
 まず、新型インフルエンザに関する質問の中からですが、防護服の備蓄についてお伺いいたします。この防護服の備蓄は、平成21年度の新規事業として採用されたものですが、想定される危機に対して未然に対応するという意味ですばらしいものであったと思います。しかし、新型インフルエンザというものが想像上の危機であったうちは、それに未然に対応するということで、すばらしいと思えたことも、現実の問題となった今では、実際にはまだその備蓄がされていないというのは、やや後手に回っている感もあるのかなという気もしております。先ほどご答弁を聞いておりますと、納入が9月になるということでございますけれども、新型インフルエンザに対応して備蓄しますということをよくご理解されている市民の方からすると、何か随分のんびりしているなというふうに思われるような気もいたします。
 あるいは、例えばの話ですが、そういったものを備蓄するというふうに考えていなかった自治体が、急遽社会的問題になるので、今全国的に6月議会が開かれていると思うのですが、この議会の中で改めて補正予算を組んで購入しようというふうな自治体がもしあったとして、同じようにその購入が9月ぐらいになるというような話になってくると、3月の時点で購入しようと決めていた自治体と、6月で急遽決めて、9月ぐらいに入るというと、市民感情的には対応のスピードというのがちょっと違って思えるのではないかなというふうにも思っております。
 そこで、質問ですけれども、その備蓄ですが、もともとその計画の段階で、9月ぐらいになってしまうということがわかっていたのか、それとも品薄ということなので、どうしても9月ぐらいにならざるを得ないというものなのかという点と、あわせてもし可能であれば前倒しで備蓄を進めることも重要かなと思うのですけれども、もちろん品薄ということであれば前倒しも難しいのかなという気もいたしますけれども、それも含めて、それでも前倒しで何とか購入を進めるというようなお考えがあるのかという点についてお伺いをいたします。
 次に、環境の中のライトダウンキャンペーンからお伺いいたします。先ほど草加市の事例でキャンドルナイトの話をさせていただきました。そこで、越谷市でも7月7日、七夕に合わせて、環境意識啓発のためにキャンドルナイトを開催してはいかがかというふうに思います。
 これは提案も含めてですが、3月議会で石川議員さんが伝統工芸の保存ということで籠染の話をされました。ご記憶でしょうか。その際に籠染の型を実際にお持ちになられたと思いますけれども、その型を利用した横浜でのキャンドルナイトの話が出ました。実際に私もそのクリスマスに横浜に行って、籠染の型を使ったキャンドルというものを見ておりますけれども、そういった籠染の型を使って、例えば駅周辺ですとか、市役所の駐車場ですとか、中央市民会館の前ですとか、そういったところなどでキャンドルナイトというものを行ってはどうかというふうに思います。
 先ほどの子ども憲章にも環境というキーワードがございます。草加のように子供たちにも参加してもらえればなおよいのかなというふうに思いますが、そういった取り組み、キャンドルナイトについてですけれども、市として、あるいは市単独ではなくて、どこかやりたいというような団体さんがあればということでもありますが、そういった団体との協力のもとででも構わないと思いますけれども、行う考えがあるかどうかということについてお伺いいたします。
 それから、国際交流ということで再度お伺いいたします。越谷市では、昨年市制施行50周年を迎えました。キャンベルタウン市とはそのうちの半分おつき合いをしていることになります。これまでの交流は、市にとって、また市民にとっても非常に有益なものであったというふうに思っております。しかし、先ほど国際化の進展というようなお話しをさせていただきましたけれども、交流のスタート当初、25年前、あるいは越谷市が市としてスタートした50年前にさかのぼって、社会全体がこれほどまでに国際化が進むとはあるいは想像していなかったのかなというふうにも思います。恐らくこれからの50年は、まちづくりにおいて今まで以上に国際化とか、国際交流とか、外国とか、外国人とか、そういったキーワードを念頭に置いたものになるのかなというよりも、そういったキーワード抜きにまちづくりというのは進められないのかなというふうにも考えております。
 そこで、質問ですが、今現に行っている国際交流はすばらしいものですけれども、将来を見据えるとさらなる国際交流を進める必要があるというふうにも考えております。しかし、市単独でそういったことを進めるというのもなかなか難しい、限界もあるのかなというような気もいたしますので、先ほど団体との協働というようなお言葉もございましたけれども、市民ですとか団体ですとか、協働によってそういった国際交流をさらに進めるということについてのお考えと、そういった市民とか団体へのさらなるサポート、サポート体制というのでしょうか、そういったものについてのお考えについてお伺いをいたします。
 最後に、子ども憲章について、これは教育長にお伺いいたします。より広く子ども憲章を知らしめて、子供たちに守ってもらうためには、大人が理解しなければということで、今後の周知、利活用について先ほど質問をさせていただきました。その中でも大人、保護者の方向けということで施策も講じられているというふうに伺いましたけれども、やはりもっと広く深く進める必要もあるのかなというふうにも感じております。
 そこで、もっと積極的にどこか中央市民会館ですとか、コミセンですとか、そういったものを使って啓発活動を行うとか、PTAの総会などを活用するだとか、あるいはこどもの日の前後で市内全域でいろいろなイベントが開催されていると思いますけれども、そういったイベントを開催される団体さんと協力をしてPRを進めるだとか、いろいろと考えればできることはあるのかなというふうに思っておりますけれども、そういった取り組みについてのお考えについてお伺いさせていただきます。
 それと、子ども憲章についてですが、碑文をつくられているというふうに伺っております。確認の意味で、その碑文がどこに設置されているのかもあわせてお伺いをさせていただきます。
 以上で2回目の質問を終わりにさせていただきます。ご答弁よろしくお願いいたします。

 

 
 
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