■議会報告

Q2-②.質問
続いて、2点目ですが、予想される交通渋滞についてお伺いしたいと思います。先日の説明会では、交通渋滞の1つの原因である交差点での混雑度の説明もありました。基本的には大丈夫であるという認識でしたが、それでも開店から半年は渋滞の発生は避けられないという趣旨の説明がありました。予想以上の渋滞が発生した場合には、警察や自治体と協議をして対策をすぐに実行するということでありましたが、個人的には、商圏設定の関係から北からの交通量が多く、旧4号線や産業道路などからイオン方面に向かう車でその周辺の道路が渋滞をするのではないかと思います。6月の細川議員さんの渋滞対策についての質問とそれに対する答弁の後、さらに協議が進んだとも聞いておりますが、その内容についてお聞かせいただきたいと思います。
Q2-③.質問
最後に、3点目ですが、既存大型店の動向についてお伺いをしたいと思います。イオンが開店することによって、既存商店街への影響はかなりのものになろうかと私自身も考えておりますが、既存大型店にも大きな影響が生じるものと思われます。以前、平成18年6月議会において、金子議員さんがイオンの開店による既存商店街への影響ということについて質問されました。それに対する市長の答弁に、既存の個々の商店街への影響と同時に、むしろ大型店、例えばヨーカ堂とか小さなスーパー、そういったところのほうが実は影響が大きいのではないかと、そういった趣旨の答弁もございました。日本最大のショッピングセンターができた後、売り上げの減少から仮に大型店が撤退した場合、民間会社ですから、経営戦略の一環として仮に撤退したとしても問題はないわけでございますが、大型店が撤退することによって商店街も影響を受ける可能性があります。それはすべての商店街がそうだとは言いませんが、中には、スーパーがあることによってそこのスーパーに周辺からお客さんが集まり、それによって商店街、あるいはその中の個々の商店が成り立つというところもあるわけでございます。そういった商店街あるいは商店は、近所の大型店が撤退してしまった場合、その影響で立ち行かなくなることも考えられます。そういった観点から、イオン出店に伴う既存大型店の今後の動向について、現状で知り得ることがありましたら、お答えいただきたいと思います。
また、関連しまして、これは閉店した例でございますけれども、イトーヨーカ堂のせんげん台店が平成18年1月に閉店しました。これは直接イオンの出店によるものではありませんが、あるいはヨーカ堂自身が出店を見越して今のうちに閉店をしようと、そのように考えたのかもわかりませんけれども、イトーヨーカ堂が閉店したことによって地元商店街が大きなダメージを受けました。地元住民への影響はもっと大きなものがあります。東口に在住する方は、わざわざせんげん台駅の階段を上りおりして西口へ買い物に行きます。6月議会で後藤議員さんがエレベーター設置について質問されておられましたけれども、上りはエスカレーターで上がれますが、おりるときには階段を使います。西口で買い物をしまして、上がるときはエスカレーターで大丈夫なわけですが、最後おりるときには買い物をした大きな袋、それを持ちながら、時々見かけますけれども、お年寄りの方、ひざが悪いのでしょうか、非常に大変な思いをしながら、あるいは後ろ向きに、後ろ向きのほうがおりるのが楽なのかもわかりませんけれども、見ていて非常に危なっかしいような状況でおりているような状態でございます。このように、大型店が撤退をすると大きな影響を及ぼすという1つの事例がこのイトーヨーカ堂せんげん台店でございます。跡地を売却するという話も聞いておりますが、その後にスーパーができるのであれば、東口の皆様方の利便性の点からよいわけでございますけれども、ヨーカ堂せんげん台店跡地が今後どのようになるのか、行政上の手続の面から現在何かわかっていることがあれば、お答えをいただければと思います。
Q3-①.質問
それでは、最後に、越谷花火大会について質問させていただきます。越谷市は、第3次総合振興計画の中で市内外からの観光客数を年間300万人にすることを目標としており、現在はその実現が達せられているところでございます。その実現に当たりましては、越谷市観光協会との連携も大きい部分があろうかと思います。越谷市としても、より一層の観光客の増加のために、一般会計におきまして商工費の中に観光費を予算組みしております。観光推進事業として観光協会補助金に1,600万円が計上されております。その越谷市観光協会のホームページを見ますと、主に4つのページに分かれます。それらは憩いのスポットのページ、歴史のスポットのページ、花のスポットのページ、祭りのスポットのページでございます。その中の祭りのスポットのページを見ますと、12のイベントの案内があり、その一番上に「越谷花火大会」の説明が載っております。越谷花火大会は、ご存じのとおり、毎年7月最終土曜日に開催されております。この日は隅田川の花火大会と同日ではありますが、市内はもちろん、近隣の町からも多数の見物客が訪れ、先ほどの年間の観光客数300万人実現に大きく寄与しているものではないかと思われます。当日は5,000発の花火が市役所わきを流れております元荒川と葛西用水の中州を利用して打ち上げられております。川の両側に多くの人がそれぞれ思い思いに楽しんで見ていらっしゃいます。
そのような中で、1点目としまして、花火大会を開催する意義についてお伺いしたいと思います。花火大会の開催の主体は越谷市ではございませんが、行政から見た花火大会の意義、あるいは毎年開催式にご出席されていらっしゃいます市長の個人的な見解でも構いませんので、お聞かせいただきたいと思います。
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