●みんなの越谷マニフェスト2015(埼玉政経セミナー策定)
~高齢化のスピードが全国でもっとも早い地域である越谷で、
人と人が支えあい暮らしていく豊かさを実感できる地域へ~
1、地域で支える医療・介護・子育て
- ①病気になっても介護が必要になっても在宅で暮らし続けられるための医療・介護・住まいのしくみとして、地域包括ケアシステムの構築を進めます。
- ②救急医療を充実させるため、地域の医療機関の連携を強化し、限られた医療資源を有効活用します。また、救急過密化の要因となっている緊急度の低い患者による「コンビニ受診」をなくすため、医療の現状についての市民の理解を広げます。
- ③市立病院の経営状況の公開を進め、経営健全化を促進します。健康づくりや予防医療の推進によって増え続ける医療費を抑制し、国民健康保険財政の健全化を進めます。
- ④祖父母の育児参加や子育て支援NPOなど、地域の多様な支え手によって子どもを育むしくみをつくります。
2、地域を元気にする産業、生き生きと働ける仕事おこし
- ①地域が元気になる地域ブランド作りを進めるため、越谷ブランドコンテストを実施し、地域に愛される商品と雇用を創出します。
- ②今ある越谷の歴史・文化・自然・商業資源を結ぶ、観光戦略を打ち出します。
- ③コミュニティビジネスなどの新しい産業おこしや、育児世帯の短時間就労などワークライフバランスの推進によって、誰もが生き生きと働き暮らせる社会をつくります。
3、地域で循環する人・物・金・交通・エネルギー
- ①市民共同発電などの手法で再生可能エネルギーを地域で生み出し、市民がエネルギー供給に参加するしくみを広げます。また、公共施設の省エネ化などを進め、地域での創エネ・省エネを進めます。
- ②コミュニティバスなど循環型交通を市民が企画・運営にも参加する形で広げ、交通不便地域の解消と交通弱者の社会参加を促進します。
~行政お任せから、市民が決め責任をもつ地域コミュニティへ~
1、行政事業を見える化し、声なき声を反映させ、税金の使い方に市民を参加させます。
(外部評価制度の見直し)
- ①無作為抽出の市民アンケートを実施。
- ②検証過程に傍聴者も参加。
- ③評価委員に一般市民を加える。
2、13地区が自立し、責任をもって、未来に投資が出来る仕組みを追加します。
(地区まちづくり助成金の見直し)
- ①コンテスト形式での実施枠の作成。
- ②13地区ごとに自由に使える予算を制定。
- ③お金のプール機能(繰り越しや貯蓄)の追加。
3、市民活動でより有効なお金の使い方を実践し、市民が事業を選択できるようにします。
(しらこばと基金・助成金の見直し)
- ①助成の決定に市民が参加できるようにする。
- ②事業内容を突発的活動や継続的活動にも使えるように緩和。
- ③使用用途、自己負担、上限を見直し、より運営をスムーズにできるように緩和。
~市民と議会が多様化したニーズに対応し、議論を「見える化」
することで、より一層の市民参加を促進し、開かれた市政へ~
1、市民に開かれた議会への取り組みを行います。
- ①ライブ中継の段階的実施と議会の「見える化」。
- ②議長選挙公約の公開と検証。
- ③議会主催の市政報告会の開催。
2、市民の声を議会に反映させるため、市民参加への取り組みを促進します。
- ①議会傍聴への取り組み(市民アンケートの実施や市議会モニター制度等の検討)と政経セミナーホームページへの掲載とPR活動の実行。
- ②既存の市民参加手法による活動の実践と常設型住民投票制度の導入を検討する。
3、次世代に向けた政策への提言と取組みを行います。
- ①若い世代の投票率向上への取組み。
- ②人口減少時代を視野に入れた適正議員定数の検討。