■議会報告

●令和7年3月定例議会
Q8-①.質問
8項目めに、都市緑化の取組についてお伺いします。引き続き、昨年秋に姫路市において開催された第86回全国都市問題会議で学び得た知見を基にお伺いします。福岡伸一青山学院大学教授の基調講演では、「動的平衡」という概念が語られていました。細かくは省きますが、生物は生成と分解を細胞レベルで常に繰り返しているというものです。生成と分解を比較したとき、生成が大きければ生物は大きくなる、成長する。生成と分解が均衡すると、生物の成長は止まり、大きさはそのままで推移する。分解のほうが大きくなると、生物は小さくなり、衰退し、やがて死を迎えることになります。今述べたことの最後の言葉を「死」ではなく「消滅」と置き換えると、都市にもきれいに当てはまるのではないでしょうか。
越谷市は、昭和29年に2町8村が合併し、約4万6,000人の町としてスタートしました。4年後に市となりましたが、日本の経済成長と相まって人口が増加、つまり活発な生成状態が続き、令和3年(2021年)には34万5,000人を超えるところまで行きました。現在は約34万2,000人、これは生成と分解が均衡している状態あるいは分解のほうがやや大きくなり始めている状態と言えます。このような都市における生成と分解の中で、私は緑というものが非常に重要であると改めて認識しました。
そこで1点目に、都市緑化を進める目的についてお伺いします。昨年12月議会で森林保全について取り上げましたが、町なかにおいても緑を増やす緑化を進めていくことが肝要です。それは、環境保全という視点もありますが、何より人の健康によい影響を及ぼすと考えられるからです。そこで、都市の緑化はそもそもどのような目的、理由により進められているのかについてお伺いします。また、その中には人を健康にするという概念が含まれているのか否かについても併せてお伺いします。
Q8-②.質問
2点目に、緑化の取組の現状についてお伺いします。越谷市では、緑の基本計画を策定し、それに基づき様々な取組を重ねているかと思います。そこで、現在の取組状況についてお伺いします。
Q9-①.質問
9項目めに、第1期越谷市こども計画についてお伺いします。日本は現在、過去に例のない、つるべ落としのスピードで少子化が進んでいます。現役世代を中心に、なぜこうなる前に手を打たなかったのかという声をよく聞きます。平成30年12月議会において、私自身もまた当事者の一人となる2040年問題について、総務省自治体戦略2040構想研究会から示された報告書を基に触れました。その表題には、「人口減少下において満足度の高い人生と人間を尊重する社会をどう構築するか」と記されていました。
さて、その報告書の人口推計は主に2015年のものですが、今後の出生数の推計値が高位、中位、低位とあった中で、少なくとも現実のこの10年間、推計を常に下回り、特にコロナ禍以降は著しく乖離しています。昨年、2024年の出生数は70万人を割り込みました。一貫して減り続けている新生児数を18歳人口という視点で見てみたいと思います。18年後の18歳人口は70万人に満たない数となりますが、2040年問題の世代の一つに含まれる1992年の18歳人口、これは私の2つ下の学年ですが、このとき205万人いました。2040年問題自体には、18歳人口との関係は語られていませんが、2040年を迎える頃、18歳人口は70歳人口の3分の1になります。あえて言えば、それが2040年問題だと再定義してもよい危機的な状況となります。果たして社会を維持することが可能でしょうか。こういった中、越谷市では現在、こども施策、子育て施策を網羅する第1期越谷市こども計画策定に向けた取組を進めています。そこで、このこども計画について、以下お伺いします。
1点目に、計画策定の背景及び目的についてお伺いします。どのような考えの下、この計画を策定するに至ったのかお伺いします。
Q9-②.質問
2点目に、計画の構成についてお伺いします。様々な子育て施策、こども施策を網羅する形のようですが、その立てつけについてお伺いします。
Q9-③.質問
3点目に、計画の概要についてお伺いします。その理念、目標はどのようなものか、今後のこども施策、子育て施策をどのように進めていくのかお伺いします。
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