越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

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●令和6年3月定例議会


Q4-①.質問


 4項目めに、地域生活支援拠点等の取組についてお伺いします。昨年秋に民生常任委員会では、静岡県静岡市における地域生活支援ネットワークについて調査を実施しています。この先進地調査を参考に、以下の点についてお伺いします。
 1点目に、整備の現状と今後の見通しについてお伺いします。議会初日に示された令和6年度施政方針の中では、障がいのある方が家庭での緊急時にショートステイ等を利用できる仕組みなどを活用した地域生活支援拠点等の運用ということが述べられています。地域生活支援拠点等は、障がい者の重度化、高齢化や、親亡き後を見据え、居住支援のための機能を地域の実情に応じた創意工夫により整備し、障がい者の生活を地域全体で支えるサービス提供体制を構築しようという趣旨で取組が進められようとしています。そこで、この地域生活支援拠点等の現在の整備状況と今後の見通しについてお伺いします。


Q4-②.質問


 2点目に、登録事業所における施策の取組状況についてお伺いします。地域生活支援拠点等には、居住支援のために5つの機能が挙げられています。具体的には、1、相談、2、緊急時の受入れ・対応、3、体験の機会・場、4、専門的人材の確保、養成、5、地域の体制づくり、この5つです。5つの機能のほかにも、地域の実情に応じた機能を創意工夫して付加することも可能となっています。そこで、現在の登録事業者における施策の取組状況がどのようなものになっているのかについてお伺いします。


Q5-①.質問


 5項目めに、マンション管理の適正化についてお伺いします。昨年秋に環境経済・建設常任委員会では、兵庫県姫路市におけるマンション管理適正化推進計画について調査を実施しています。この先進地調査を参考に以下の点についてお伺いします。
 1点目に、マンション管理適正化推進計画の概要と策定状況についてお伺いします。建物は、時間の経過とともに老朽化していきます。公共施設が老朽化するように、民間のマンションもまた老朽化していきます。その老朽化していくマンションへの対応として様々なことを定めるマンション管理適正化推進計画の策定に向けた取組を市でも進めているところですが、その計画の概要についてお伺いします。あわせて、現在の策定の状況についてもお伺いします。


Q5-②.質問


 2点目に、策定後の管理組合及び住民に対する理解促進策についてお伺いします。姫路市では、策定に当たっての現状把握にご苦労があったようですが、計画は策定された後に実際に取組を進めていくことがより重要です。特にこの計画は、もちろん行政が推し進めていく計画ですが、と同時に実際にマンションに住む住民やその管理組合への理解促進が図られなければ前には進まないものと考えます。そこで、策定後、市として管理組合や住民に対してどのように理解促進を図っていく考えか、お伺いします。


Q6-①.質問


 6項目めに、子ども・若者への支援についてお伺いします。昨年秋に子ども・教育常任委員会では、愛知県豊橋市におけるこども若者総合相談支援センターココエールについて調査を実施しています。この先進地調査を参考に、以下の点についてお伺いします。
 1点目に、こども家庭センターの取組についてお伺いします。議会初日に示された令和6年度施政方針の中では、子ども家庭総合支援拠点と子育て世代包括支援センターを統合したこども家庭センターの設置についてが述べられています。国では、子供を取り巻く様々な問題、課題に対して、常に子供の最善の利益を第一に、子供に関する取組や政策を社会の真ん中に据えて進めていくこどもまんなか社会の実現にかじを切ろうとしています。そういった中、市では令和6年4月から新たにこども家庭センターを設置し、取組を進めていくとのことですが、このこども家庭センターの今後の取組内容についてお伺いします。


Q6-②.質問


 2点目に、ケアリーバー(施設退所児)への支援についてお伺いします。ケアリーバーとは、少し耳慣れない言葉ですが、豊橋市の資料によると児童相談所や児童養護施設、また里親のもとなどから一定の年齢に達して自立した子供、若者のことをこう呼ぶそうです。自立とはいいながら、一定の年齢に達したことを理由に退所するということでもあり、実際にはその後の支援が必要なケースもあるようです。そこで、ケアリーバーと呼ばれる子供、若者に対する市の支援の考え方についてお伺いします。


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