越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

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●令和3年12月定例議会


質問(再度7回目)


 引き続きよろしくお願いいたします。
 それでは、4項目めの交通安全対策についてお伺いしたいと思います。2点目の事故を防止するための取組ということでお伺いしたいと思いますが、現時点において積極的に取り組んでいること、力を注いでいることについて、まずお伺いをしたいと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましては、市民協働部長より答弁を申し上げます。


市民協働部長答弁


 それでは、お答えをさせていただきます。
 本市では、交通事故に遭いやすい高齢者や子供に対して、交通指導員等による出張講座や交通安全教室などを実施いたしまして、交通安全に対する意識啓発に取り組むとともに、小学校登校時の立哨活動を行うことにより、児童の安全確保を図っております。
 実績でございますが、新型コロナウイルスの影響が出る前、令和元年度の例でいいますと、高齢者を対象とした出張講座を17回開催し、990人の参加がございました。また、小学生や幼稚園児などを対象とした交通安全教室を54回開催いたしまして、1万6,902人にご参加をいただいております。中学生に対しましては、スタントマンが事故を再現するスケアード・ストレイト教育技法を用いた交通安全教室を5校で実施しております。さらに、越谷警察署等の関係機関と連携し、春、夏、秋、冬ごと四季に交通安全運動を実施するなど、広く市民に対し交通安全の意識啓発に取り組んでおりますので、ご理解を賜りたいと存じます。


質問(再度8回目)


 時間が大分たってまいりましたので、少し足早に行きたいと思います。
 そういった対策を現状取っているわけですけれども、それでも事故というのは発生をしております。もちろん以前に比べれば、大分数は減ってきているわけですが、それでも交通事故というのは発生をしています。事故の状況を見ると、交差点での事故ということですとか、あるいは自転車、歩行者の、言わばマナーを無視したような行動、そういったことが事故の原因にもつながっているかと思います。
 そこで、1つには車と自転車、歩行者ということで、併せてお伺いしたいと思いますが、車に対してはまず交差点において、つまりしっかりとした止まるという動作が行われないと、事故につながっていくということがあるかと思います。したがって、停止線でしっかりと止まる、さらには一時停止のところでは文字どおり一時停止の義務がありますので、しっかりとそれを守っていくということの啓発が必要であるというふうに思っています。そういった観点での取組や、自転車、歩行者に対しては、やはりスマホを見ながらのながら運転ですとか、あるいはながら歩き、あるいは横断歩道や道路などを斜めに横断をしていく、そういったことですとか、あるいは信号が変わりそうだということで、その前面に対してだけ意識が行っていて、左右の安全確認そのものを自転車や歩行者の方々が怠るということもあるかと思います。さらには、道路を逆走して走るというような自転車もありますので、そういった危険な行為、一時停止や停止線でのしっかりとした停止、さらには自転車、歩行者に対しての意識啓発、そういったことも必要であろうかと思います。
 今、交通安全週間ということで交差点に、車を運転される方に対しての啓発ののぼりというのは立っていますが、歩行者、自転車の方々に対しても、しっかりとその啓発は必要だろうというふうに思っています。そういった観点で、チラシ、ポスター、さらには歩行者や自転車に対する啓発ののぼり、そういったことのグッズの作製も必要ではないかなというふうに思っています。
 そういった観点で、例えば市内の大学ですとか、あるいは小さな子供を迎えに行く幼稚園や保育所ですとか、あるいは老人クラブ、これは交通安全計画に記述がありますけれども、そういった団体ですとか、さらにはスーパーとかドラッグストアですとか、そういった買物の場所などで、しっかりとした目に入るような形でのポスターの掲示、さらには歩行者、自転車に向けた安全のキャンペーン、そののぼりの作製、そういったことも必要ではないかというふうに考えますが、その点についての市長の見解をお伺いしたいと思います。


市長答弁


 ただいまの質問につきましても、市民協働部長より答弁を申し上げます。


市民協働部長答弁


 お答えいたします。
 本市で令和2年中に発生した死亡事故の8件のうち3件は、交差点で発生しております。議員さんおっしゃるとおり、これらの事故の要因については、一時不停止違反、それから交差点を進行する際に歩行者や他の車両に対して注意を怠った運転ということが要因として挙げられます。また、自転車利用者、歩行者側が原因ということも当然ございます。
 そこで、先ほどもお話ししましたが、現在冬の交通安全事故防止運動の期間中でございまして、12月1日から14日まで、今市のホームページのトップページにご案内をして、どういったことをしているのかというご案内もさせていただいているところですけれども、自転車利用者のマナー向上というのを今回の重点といたしまして、街頭広報であるとか、商業施設の駐輪場を利用しての啓発活動を実施しているところでございます。
 ご提案いただきました大学や保育所、幼稚園など、ターゲットを絞った啓発活動や注意喚起につきましては、これまでの手法にとらわれることなく、より効果的な啓発方法を新たに取り入れるなど、交通安全を推進してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。


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