越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

<< 前ページへ

●令和3年12月定例議会


質問(再度5回目)


 現状この会計年度任用職員の方で、市の障がい者枠としての正規職員として2名採用されているということで、ぜひそういった市での作業、業務を通じて、実際に採用されている方々が仕事に対するやりがいとか、あるいは生きがいとか、それは単に障がいのある職員の方々だけではなく、もしかしたらそのご家族の方なんかも含めて、この市でそういったことをやるということについての喜びといったことも、大きく感じてくださるのではないかなというふうに思っています。その意味では、すばらしい市としての取組でしょうし、そしてまた庁内の各部署から、職員の方々がやられている業務をこの会計年度任用職員の方々に作業をお願いすることによって、各部署の職員の方々もまた業務の改善とか、あるいはワーク・ライフ・バランスの充実とか、そういったことにもつながっていくのだろうというふうに思っています。
 そういった観点で、様々な効果ということが期待できますので、ぜひ全庁的にさらにこの会計年度任用職員の方々に対する作業の依頼というか、そういったことをしっかりといま一度全庁的に、さらには全職員の方々に対して、こういうことができるのだということの周知を図っていくということが必要ではないかと考えますが、その点についての市長の見解をお伺いしたいと思います。


市長答弁


 お答えします。
 会計年度任用職員による障がい者採用の取組につきましては、障がい者の活躍推進の側面にとどまらず、各部署においても既存業務の切り出しによって、業務負担の軽減につながっているものと認識をしております。これまでも、研修などあらゆる機会を通じて、所属長や一般職員に対して取組の周知を行ってまいりましたが、今後もより一層の周知に努め、障がいのある職員を含む全ての職員が生き生きと活躍できる職場環境の実現を目指しまして、鋭意取り組んでまいりたいと思います。


質問(再度6回目)


 引き続きよろしくお願いいたします。
 それでは、3項目めの防犯と環境美化の観点からの不法投棄対策についてお伺いしたいと思います。この不法投棄対策ということについて、頭のところに防犯という言葉をつけさせてもらいました。もちろん不法投棄されたごみを撤去していくということは、環境美化の観点で非常に重要なのですけれども、それだけにとどまらずに、やはり不法投棄されているごみがそのままあり続けることによって、ごみがごみを呼ぶという、単に環境を悪化させるということだけではなくて、そういった不法投棄されている状況が、ひいては犯罪者に、この地域では犯罪がしやすいのだというふうなことを思わせるということもあります。
 細かいことは省略しますけれども、有名な話として割れ窓理論というものがございます。そういった観点からすると、ぜひ防犯ということの観点からの取組、先ほど答弁でも今年度、移動式の監視カメラも購入されたということなのですが、防犯という観点で、さらに対策を強化していくということについてのお考えをお伺いしたいと思います。


市長答弁


 ただいまのご質問につきましては、環境経済部長より答弁を申し上げます。


環境経済部長答弁


 それでは、お答えをいたします。
 菊地議員さんご指摘のとおり、不法投棄されたごみがそのまま放置をされますと、同じ場所にさらにまたごみが投棄をされるということが起こりまして、したがって管理されずに人目のない場所という印象から、放火ですとか、他の犯罪を誘発しかねないということも考えられます。このようなことを未然に防止するという視点からの対策強化につきましては、監視パトロールですとか監視カメラの設置等による早期発見、早期対応はもちろんのこと、悪質な行為に対しましては埼玉県警と連携した罰則の適用などによる抑止効果、これの向上が有効であるというふうに考えております。
 しかしながら、不法投棄はパトロールですとか、そういった監視カメラの目をくぐって行われていることが多いという現状もございます。監視の目を増やすという面では、地域住民の皆様からの情報提供、また環境美化活動による、よりよい環境整備が重要であると考えておりまして、今後一層地域の皆様とのさらなる連携強化を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。以上でございます。


<< 前ページへ
 
 
copyright (c) 2009. kikuchi-takamitsu. All Right Reserved.