越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

<< 前ページへ

●令和元年12月定例議会


質問(再度6回目)


 ありがとうございます。民間のところも含めて運動遊びということは、現状しっかりと取り組まれているというふうに理解をいたしました。
 先ほどもお話ししましたけれども、5月に運動遊びという言葉を初めてセミナーで聞いたわけですが、その際に、親子運動遊びということについても講師の先生が言われておりました。子供が運動遊びを行うというだけではなくて、親子で行うということでの、そういう取り組みを行うことによっての効果もあるのだという話がありました。それには3つあって、1つに多様な動きの経験、これは子供だけの運動遊びのときももちろんそういうことあるわけですけれども、多様な動きの経験があると。経験ができるという話です。2つ目に、親子の触れ合い。人間性を育む上で親子の触れ合いって重要だと思いますが、親子運動遊びを通じて親子が触れ合って人間性を育めますよねというような効果があるのだという話です。3つ目に、成人の運動機会獲得、特に運動への無関心層を引き込む効果があるのだと。週に1回は運動しましょうということがさまざまな機会を通じて言われておりますけれども、成人の方々、なかなか運動する機会がないと。そういった中で、親子運動遊びの中で子供と一緒に保護者の方も体を動かしていくということによって、その成人の方、保護者の方の運動機会が得られて、保護者の方の健康も増進されていくのだという効果があるということも言われていました。
 こういった取り組みが、実は越谷市でも教育委員会のスポーツ振興課主管で、親子ふれあい体操教室という名前でずっと実施されております。6月にお邪魔しようと思いましたが、議会中だったということもあって6月の回のときには見学できなかったのですが、10月の秋季のときに見学、お邪魔させていただきました。就学前の3歳から6歳までの子供と保護者の方が対象で行われるという話で、私が見学に行ったときには平均台と長縄跳びを種目としてやられていました。子供たちがみんな楽しそうに体を動かしているというだけではなくて、保護者の方だけが長縄跳びをやるというようなところもありまして、そのことを通じて保護者の方々の健康の増進、さらには保護者の方々が、自分の親が、保護者がやっている姿を子供たちが見て、それを楽しむというようなこともやられていて、見ていて非常にすばらしい事業だというふうにも感じました。冬季は、小学校の1、2年生とその保護者を対象に、あくまでもこれは教育委員会のスポーツ振興課の主管ですけれども、ぜひ教育委員会として、越谷市としてもそういう事業をやっているのだということの認識の中で、市長部局の中でもさまざまな機会を通じて、改めて運動遊びということも広めていただければと思いますし、教育委員会は教育委員会で引き続き学校教育の場では、もちろん小学校上がってくればそれはやっているわけですけれども、ぜひそういった運動遊びということについても保護者の方々にしっかりと普及啓発を図る中で、子供の運動機能の向上ですとか体力の向上ですとか、そういったことにも取り組んでいただければと思います。それは要望とさせていただきまして、最後、7項目めの子供の健康についての1点目のくすり教育についての部分で、再度教育長にお伺いしたいと思います。
 最近知った話なのですけれども、子供たちの間で、若者の間で栄養ドリンクを飲むということがはやっているそうです。栄養ドリンクって、我々大人は比較的手にとって飲むという機会も多いかと思います。疲労回復ですとか、あるいはやる気を出そうというタイミングなんかに我々大人も飲んでいるわけなのですが、それ自体は普通に薬局ですとかドラッグストアですとか、そういったところで販売されていますので、誰でも手にとることが、誰でも買うことができます。誰でも手にとることができるのですけれども、いろいろと調べましたところ、栄養ドリンクはやっているというふうに先ほど言いましたけれども、その栄養ドリンクを習慣的に飲んでいる、常習化するという表現が正しいかどうかあれですが、多量に飲むというような子供、若者が最近ふえているそうです。多量に成長過程の子供がそういったものを摂取しますと、健康面で害が出るというような見解も示されています。
 そこで、このような栄養ドリンクというものについて、教育の現場ではどういった指導が行われているのか、その点についてお伺いをしたいと思います。


教育長答弁


 ただいまのご質問につきましては学校教育部長よりお答えをいたします。


学校教育部長答弁


 それでは、お答えいたします。
 菊地議員ご指摘のとおり、ドラッグストアとかまいりますと栄養ドリンクがずらっと並んでおりまして、その中には大人用のみならず、子供用のものも販売されている現状があるかなというふうに思っております。そんなふうに子供たちの手元に届きやすい状況ですので、医薬品と同様に用法用量を守るということを子供たちに指導するということは大変大切なことだというふうに考えております。
 先ほど教育長のご答弁のほうでも申し上げましたけれども、小学校、中学校とも、いわゆる薬物乱用防止教室というものがありまして、その中では、例えば小学生の場合には学校薬剤師さんのほうから、栄養ドリンクの飲み過ぎによる影響をお話しいただいたりですとか、それから中学校の場合にも、やはり正しい飲み方、用法用量を守ってという部分、こういったことについて取り扱っていただいた学校がそれぞれ複数ございます。
 教育委員会といたしましては、中学校3年生の保健分野で主にこれらを取り扱う部分ではございますけれども、栄養ドリンクも含めて医薬品全般という言い方になりましょうか、栄養ドリンクを含めた医薬品全般を使用する際には、用法用量を正しく守るということを十分に指導していくように学校に周知してまいりたいと思いますので、ご理解賜りたいと存じます。以上でございます。


<< 前ページへ
 
 
copyright (c) 2009. kikuchi-takamitsu. All Right Reserved.