■議会報告

●平成22年12月定例議会
Q5-①.質問
5項目めとして、公契約条例制定への取り組みについて1点、取り組みへのスタンスについてお伺いします。9月議会におきまして、守屋議員がこの件について質問され、また今議会でも阿部議員が質問されました。ですが、改めてお伺いします。
実は、この件については公共施設の維持管理の観点から、実際の施行ということで関連をいたしまして、9月議会に質問しようと考えておりました。ところが、野田市に7月に調査依頼をかけたところ、受け入れが既にいっぱいということで、10月以降にしてほしいというふうに言われました。議会で質問するに当たっては、可能な限り他市に調査に出向いて行うことにしておりますので、9月に行えませんでしたが、9月議会最終日に改めて打診したところ、今度は1月以降にしてほしいと言われました。それぐらい全国から注目を浴びて、議会や執行部の調査団が訪れているわけですが、今まで1人で三十数カ所いろんなまちに調査に来ましたけれども、先方が提示した日程に合わなくて調査に行かれなかったということはありましたが、日にちがそもそもないので勘弁してほしいと言われたのはこの件だけです。
さて、今議会の阿部議員への答弁で、取り組みについては効果、各方面への影響を調査していきたいということですので、時間がかかるということは理解しましたが、他方9月議会の守屋議員の質問への答弁、これを見ますと、高橋市長からは冒頭、「私も議員をやらせていただいて、公契約条例の早期制定については賛意を表していた一人でございますから、中身については少なからずわかっております」から始まり、前向きに検討するのかなと、ある意味期待をしながら答弁を聞いておりましたけれども、事業者との兼ね合い云々、難しいのだという答弁をされて、しかし改めて守屋議員からの質問に対する答弁で、「賃金保障については公契約条例でさらに期待されるものと思っている。また一定のこういう条例も必要なのかと思う」と答弁されておられます。このことから推測すると、市長のお考えとしては条例制定に理解を示しつつ、しかるべき時期に検討するということなのだと思いますが、「安心度埼玉No.1の越谷」を市長は目指していらっしゃいます。それからすると、他市がまだ検討している段階の時点で先進的に取り組まれることがNo.1の越谷をつくることにつながるのではないかと思いますが、改めて取り組みのスタンスについてお伺いします。
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