■議会報告

質問(再度1回目)
ご答弁大変ありがとうございました。それでは、順次再度の質問をさせていただければと思います。
まず、1項目めの公共建築物の維持管理に関連しますけれども、先ほど、今調査中のもの、長期保全計画をまとめ上げるということでしたが、済みません、聞き漏らしたのかもわかりませんけれども、今の調査が終了するのはいつごろであるのか、まずそれを再度お伺いできればと思います。よろしくお願いいたします。
市長答弁
ただいまのご質問につきましては、建設部長から答弁いたさせます。
建設部長答弁
ただいまの菊地議員さんのご質問にお答えいたします。
今現在、平成23年度の完成を目標に進めているところでございます。
以上でございます。
質問(再度2回目)
ご答弁ありがとうございました。
23年度を目標に長期保全計画を策定、とりあえず調査が終わるというようなことだと思うのですけれども、公共建築物という表現で今回質問させていただきましたが、この後、他の議員さんが、橋梁ですとか上下水道ですとか、そういったほかのインフラについても費用その他がどうなるのかというような質問もある中で、本当にそういった、今まで整備してきたものが今後補修を含めて相当な額がかかってくるのかなというふうに思っています。現状ではそれが幾らかかるのかは、調査が終わらないことにはわからないのだと思うのですけれども、恐らく、基本的には、ライフサイクルコストの概念というと、建設費というのは、国土交通省監修の資料を見ましたら氷山の一角という表現になっていました。実際には建設費の4倍から5倍ぐらいの、その後の維持管理、さまざまな補修、運用費がかかると言われる中では、例えば先ほどの調布市、302カ所で20年間で約340億円ぐらいかかる。それが越谷ですと、156施設を対象に調査しているようですので、内容はいろいろと違うので、一概に比較はできないと思うのですけれども、単純に数字だけとらえれば、越谷でも今後20年間で170億円ぐらい、あくまでもそれは単純な比較ですから、正確かどうかわかりませんが、それぐらいかかる。さらには、調布は耐震化が基本的に終わるのです。越谷のほうは、まだ今、今年度取り組み中のものも含めれば80億ぐらいということを考えると、相当な額が今後かかってくるという中では、第4次総合振興計画について今基本構想ですとか基本計画の素案が示されていますけれども、建設、整備という部分では盛り込まれています。ただ、その後の補修ということが、建設費よりも相当な額が見込まれる中では、そういった総合振興計画の中にも何がしかの表現を入れたほうがよいのではないかと。もちろん、調布では20年と言っていますので、総合振興計画よりもさらに長い年数ではあるのですが、そういったやっぱり考え方、どこかに入れる必要があるのかなというふうに思っております。
そこで、総合振興計画に直接入れるか入れないかは、またそれは判断ですけれども、入れるかどうかの検討をする必要がまずはあるのかなというふうに思っておりまして、入れるかどうかではなく、入れるかどうかの検討をするかどうかの考えを市長にお伺いしたいと思います。
市長答弁
ただいまのご質問につきまして、当然経費もかかってきますし、年限的にも改修、補修をしなければならない案件もありますので、十分中に入れるべく検討して、また計画的な事業執行ができるように進めていきたいと思います。
質問(再度3回目)
ご答弁ありがとうございました。ぜひ前向きにご検討いただいて、可能な限り早い時期に、具体的に幾らぐらいかかるのかも引き続き調査をしていただければというふうに思っております。
これに関連して、もう一点質問させていただければと思います。調査を現在156施設で行っているわけですが、建物というのは、でき上がったその瞬間からある意味老朽化が始まるわけです。ですので、例えば昨年度できた建物であっても、老朽化が、すぐにとは言いませんが、いずれかの時期で始まります。また、今現在建設を計画している建物も、建て終わった瞬間からやはり老朽化が始まると。そういった中では、今でき上がったばかりの建物あるいは今後つくっていく建物についても、長期保全計画の調査とは別口に、将来的な費用負担がどのくらいかかるのか、建設費からの形になろうかと思いますけれども、大枠でどれぐらいの金額がいつぐらいにかかるのか、そういったものをシミュレーションしておく必要があるのかなというふうに考えております。そういった部分で、直近の建物、今後建て上がるものも含めて、この計画とは別口にそういったものをシミュレーションしておく考えがあるかどうか、その点についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
市長答弁
ただいまのご質問にお答えいたします。
理論的にはそういうことになりますけれども、とてもとても、そこまで計算をして、予算的な、いわゆる積み立て的なことまではとても考えられない。というのは、もう耐用年数を超えているような、そういった物件が、公共施設が多いわけですから、そういったものから、例えば校舎の耐震の問題等については、厳しい数値の出ているところから順次できるだけ早くということで今取り組んでいることでございますので、おっしゃることはわかりますが、なかなか最新の建物から計画をというところにはなり得ないと思いますので、ご了承いただきたいと思います。
質問(再度4回目)
ご答弁ありがとうございました。どちらかというと、新しくでき上がった建物ですと、例えば建設費がどこの部分で幾らかかっているのかの具体的な数字、資料が残りますので、例えば5年先、10年先、極端なことを言うと、書類が廃棄処分というか、文書管理の規定から外れて廃棄されて、昔の資料がわからなくなってくるというタイミングよりは今このタイミングのほうがいいのかなという気もしておりますので、その点は今後落成する過程においてはご検討いただければいいのかなというふうに思っております。
次の環境行政の部分で質問をさせていただければと思います。クールアースデーの取り組みの中で、7月7日、当日、市役所も8時にライトダウンをしているわけなのですけれども、例えばの話ですが、本庁舎の部分、ここが例えば2時間電気を全面的に消灯した場合の想定される電気量というものが、あるいはCO2の削減量というものがどのくらいなものであるのか。全体的な、季節変動もありますので、なかなか難しいとは思うのですけれども、市民の方に対して、例えば市役所が2時間消すとこれだけになるのですよというのが説明できるとなおのこと、ああ、では我々ももっともっと意識を高めて電気を使わないようにしようとか、そういった形もできるのかなと思いますので、もしそういう数字があれば、なければ難しいところですが、あればお示しいただければと思います。
市長答弁
ただいまのご質問につきましては、環境経済部長から答弁いたさせます。
環境経済部長答弁
菊地議員さんのご質問にお答えいたします。
7月7日に、越谷市役所におきまして午後8時からライトダウンを実施いたしました。その削減の効果でありますが、7月の午後8時から午後10時までの2時間について市役所の本庁舎と第2庁舎の消費電力量、これを調べますと、やはりライトダウンを実施しました7月7日が一番消費電力量が少なく、496キロワットアワーとなっております。7月の午後8時からの2時間の消費電力量の平均、これは1カ月の平均ですが、716キロワットアワーとなっておりまして、ライトダウンによって、平均からしますと220キロワットアワーの電力が削減されたものと考えられます。また、このCO2削減量につきましては、73キログラム削減したものと考えられます。
以上でございます。
質問(再度5回目)
ご答弁ありがとうございました。
それでは、雑紙減量化という部分でお伺いできればと思います。先ほどのご答弁の中で、どのようなものが雑紙かということが、やはり市民の皆様方も、「広報こしがや」とかに載せてもなかなかよくわからないというのが実情なのかなと。結果として燃えるものとして捨ててしまっているケースもあろうかと思いますので、例えば、これは雑紙モニターの募集のところの市のホームページに載っていましたけれども、ティッシュペーパーの箱、トイレットペーパーのしん、お菓子の紙箱、封筒、紙袋、紙箱などというふうに具体的な内容として挙げているのです。そういったものを、例えば封筒ですとビニールのセロハンの部分をはがすとかなんとか、そういう部分もあろうかと思うのですが、具体的にこういうものが雑紙で、こういうふうに出したほうがいいという形の例えば展示、見える形で展示をすると。市役所の玄関ですとか、あるいは地区センターですとか、そういったところで展示をして、こういったものが雑紙ですよと、こういったものはぜひ、燃えるものではなくて回収という形で協力をいただきたい、そういった形で展示をして市民の方に啓発を図っていくということが必要なのかなと思うのですが、そのあたりのお考えについてお伺いできればと思います。
市長答弁
ただいまのご質問にお答えします。
分類別ではある程度担当のほうでは掌握していると思いますけれども、市民の皆さんから実際にどういう雑紙が出ているかというのを具体的に実践してもらうということでモニターを募集いたしまして、そのモニターの皆さんの報告を集計して、よりわかりやすく皆さんに、市民全体に理解を深めていただく方法を考えているわけでして、それをどこでどういう形で展示するかどうかということについては、その後十分また効果的な方策を検討してまいりたいと思います。
以上です。
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