■議会報告

質問(再度6回目)
ご答弁ありがとうございました。
雑紙に引き続きですけれども、やはり市民の方に見える形というのが重要かと思います。見える形も、別口の形があって、つまり、何が雑紙なのかということも重要なのですけれども、雑紙を回収することによる効果がどのようなものであるのかということをよりわかりやすく示すことが意識の啓発につながるのかなというふうに考えています。もちろん、リユースに持ち込まれていく、例えば20%がそうですよ、数字で示すということも重要なのですが、市民の皆さん方が雑紙として燃えるごみに回してしまっているものを、それを回収することによってどのような効果を生むのかということで、ひとつこれは提案ですけれども、雑紙の売り払い金ですとか、実際には先ほどの数字ですと18トンということですので、ほぼ売り払い金では金額は少ないでしょうけれども、古紙のたぐい、古新聞や雑誌、段ボールなども含めての形かもわかりませんけれども、そういった雑紙あるいは古紙の売り払い金を、それをもって何がしかの基金を設立して、例えばその中で、環境保全ということで緑のカーテンをつくったりですとか、あるいは環境教育ということで、教育委員会にもご協力いただきながら各学校にビオトープを整備したりだとか、あるいは環境というキーワード、切り口からちょっと外れて、福祉、例えば車いすを寄贈するだとか、そういったさまざまな目に見える形、目に見える仕組みを使って意識の啓発を図っていくことが重要なのかなというふうに考えています。
特に目に見える形の中で、子供たちがそれをわかりやすく理解できるような仕組みを整えることが、より多くそういった市民の意識、つまり子供が、これが雑紙だと、雑紙を回収して、結果としてそれが例えば緑のカーテンになるだ何だというのがわかれば、お父さん、お母さんが家でそれを捨ててしまうというときに、それを子供が親御さんに対して言って、回収につながっていくのではないかなというふうに思っておりますが、そういった意味合いも込めまして、何がしかの基金を設立するという考えについての市長のお考えをお伺いできればと思います。
市長答弁
ただいまのご質問にお答えいたします。
資源物の売払収入の基金を創設してはどうかと、こういうことだと存じますが、本市におきましては、基金ではございませんけれども、市内小中学校の児童生徒による空き缶や紙パック回収の取り組みに対しまして、回収量に応じた金額を各学校に配分する取り組みを行っております。配分された予算につきましては、小中学校において、環境教育の実践的活用のための種や苗、植木鉢に入れる土の購入費等に充てていると聞いております。
なお、古紙類や金属類の売払収入を基金として活用することにつきましては、市況により大きく価格変動もございますので、安定した収入を期待することは難しいと存じます。こうした点も含めて、他団体の取り組みと状況も調査研究をいたしまして検討してまいりたいと思います。
特にどういうものが雑紙になるのかというような教育の仕方についても、現物をそれぞれ学校等で展示をしながらやることも一つの方法でございます。これはまた教育委員会のほうで、教育の一つの課程として具体的な方法を検討していただきたいなと、ご提案の趣旨はしっかりと踏まえていきたいと思います。
以上です。
質問(再度7回目)
ご答弁ありがとうございました。ぜひ前向きにご検討いただければと思います。
それでは、1つ、保育行政を飛ばしまして、4番目の市長のタウンミーティングについてお伺いさせていただきます。先ほど、実施された結果をいろいろと数字でお伺いいたしました。ありがとうございました。なかなか、市民の方、地区によってもいろいろとばらつきがあるのかなというふうにも思っておりますけれども、その中で、やはり若い世代の方、子育て世代の方の参加が数字からはなかなか読み取りにくいのですけれども、その他という部分でいいますと本当に少ないのかなというふうに考えています。その意味では、今回行った仕組み、その仕組みは仕組みとして、また来年度もタウンミーティングが開催されるということなのですけれども、少し視点を変えて、そういった子育て世代の若い方々にもぜひ市長の話を聞いてもらう、考えを理解してもらうということも重要だと思います。あるいは、理解をしてもらう、話をするというか、タウンミーティングにもちろん若い方が来てもらえるような広報も必要だと思うのですが、なかなか現状では、どちらかというと若い方々は市政全般に余り興味、関心を抱かない傾向もありますので、今回のタウンミーティングはタウンミーティングとして、それとは別口のタウンミーティングをやはり検討する必要があるのかなというふうに思っています。
例えばさきの6月議会でも、埼玉の和光市の事例なども、あるいは春日井市の事例なども触れさせてもらいましたけれども、例えば現状ですと子育てサロンのイベントがございます。そこには子育て中の親御さんがいらっしゃるわけです。そういったときに、いついつの子育てサロンについては、市長に対していろいろな意見が、意見交換といいますか、それができますよと、そういうような仕組みのものをつくるとより多く若い子育て世代の方々の意見も聞くことができるのかなというふうに考えています。ですので、それ以外にも、6月議会では小学生とのタウンミーティング、あるいはこの間、8月には中学生とのタウンミーティングを行っている広島の廿日市にも行ってきたのですが、そういったさまざまな仕組みでタウンミーティングを開催する必要があるのかなというふうに考えておりますので、来年度以降、この仕組みとは別の仕組みを検討する考えがあるかどうか、とりあえず今の話では子育てサロンに連携してと言うと変なのですけれども、そういった形で開催する考えがあるかどうか、その点についてお伺いできればと思います。
市長答弁
ただいまのご質問にお答えいたします。
今回のミーティングは、各地区の自治会長さん方に最初にお話を申し上げてお願いをした経過から、こういう結果になったのだろうと推測できます。ですから、これもまたいろいろと創意工夫を図りながら、できるだけ広く地域の皆さんのご意見を聞きたいということで、この辺はさらに検討させていただきたいと思います。そのほかにご提案のありました、小学生や中学生、あるいはPTAの皆さんとか各種団体の皆さんからも積極的に意見をお聞きしていきたいと思います。
その場合にどういうふうな形でやるかということについて、これはまだ私の私案でございますけれども、各種団体の皆さんに一つの書式をお示しして、日にちあるいは希望テーマとか場所とか、そういったことを各団体なり対象となるであろう団体の皆さんから出していただいて、日程調整をして、そこに私が赴いていろいろとお話を直接伺うというような方法も考えていきたいというふうに思っております。範囲は広範多岐にわたると思いますが、できるだけ時間を割いて、直接聞きたいということで積極的に取り組んでいきたいと思います。
以上です。
質問(再度8回目)
ご答弁ありがとうございました。
次に移らせていただきます。市民満足度向上に向けた取り組みということで、少し複合的に、2とあるいは4に関係する部分なのですけれども、2の、先ほど碧南市のお話をさせていただきました。碧南市では、市長が全職員を対象に自分の考えというものをメールで配信しています。それはCSメールという表現で使って、自分の考え、あるいはこういった形で業務改善を行ってもらいたいとか、そういったことを全職員に対して流しているそうです。それに対して、ぜひ自分に、つまり市長である自分に対して直接いろんな意見も述べてくれと、職員の方々に対してそういうメールを流しているのです。メールですと、送られてきたものに対して返信という形ができますから、何にもない中で意見を言ってくれといっても、なかなか職員の方々も意見が出ないと思うのですけれども、自分が流したメールに対して返信という形ですと、碧南の職員の方々は返しやすいということで返信をされているそうです。ちなみに、この中身については市長だけが見られる仕組みをとっているそうですので、担当の、秘書課の課長さんですとか、あるいはそれ以外の方も一切わからないということで、いろいろと、どのような内容があるのでしょうかと伺ったのですが、基本的には市長だけが見るというような形で仕組みをつくっているということで、ある意味守秘義務というのでしょうか、安心して職員の方はさまざまな提案をされているということだそうです。
また、先ほど浦安のアンテナ職員制度を話しさせてもらいましたが、これも、アンテナ職員の形で委嘱された職員の方が年間10名程度ということなのですけれども、自分が調査をしたことを直接市長に対して報告書を上げるという仕組みになっているのです。この2つの事例をとって、職員の方々がさまざまな業務改善の思いついたことを直接市長に提案ができるという何らかの仕組みをつくってはどうかというふうに考えています。そういったさまざまな業務提案が採用されるかどうかは別にして、直接市長に提案ができるということになってくると、その次の職員満足度の中のモチベーションアップにも寄与するのかなというふうに思っております。そういった中で、市長に対して直接職員の方々が何らかの業務提案ができるような仕組みを整える考えがあるかどうかということについてお伺いしたいと思います。
市長答弁
ただいまのご質問にお答えいたします。
職員の提案制度につきましては、一応はあるのですが、ただのべつ出して、あったら出してくださいということではなかなか来ないというのは、私もこのような提案を受ける事前の議論の中でも申し上げて感じたところでございまして、先ほど質問の中でご提案がありました強化月間を設けてはどうだとか、何かテーマをやっぱりある程度出して、それに対して職員がどう思うかと、そうするとより具体的に返答も提案もたくさん出てくるだろうと私は期待をしております。ですから、そういう取り組みをやりたいなということも十分ありますので、その方策等については十分また考えさせていただきたいと思います。CSメールのお話もありましたが、それらも含めて検討させていただきたいと思います。
また、アンテナ職員制度の導入につきましてもいろいろとご提案をいただきました。十分検討させていただきまして、職員がいかにやる気を持って行政に取り組んでもらうかということは私の大きな役割でございますから、しっかりとその点は取り組んでまいりたいと思います。
以上です。
質問(再度9回目)
ご答弁ありがとうございました。市民満足度向上に向けて、それだけでなく、職員の皆さん自身の職員満足度向上に向けてもぜひお取り組みいただければというふうに思います。
それでは、最後に理科教育について、これは教育長に再度お伺いできればと思います。いろいろと、学校の中でいろいろな方々を招いた形で話を聞くというようなことも先ほど取り組み事業の中であったかと思います。やはり、その道のプロの方ですとか専門家の方の話を聞くと、いろいろと触発をされるというか、新たな、今まで思いもしなかったことがすっと気がついて、そういう道に行こうだとか、そういうことの動機づけになるかと思いますので、ぜひいろいろな形で話を聞く機会を設けていただければというふうには思っております。
そこでなのですけれども、現状、スポーツに関連しますと、スポーツ講演会というものが、体協さんのいろいろと表彰の後、引き続いて行われているかと思います。そういった形で、理科ですとか技術ですとか、そういったものに関連をする方を講師として招いて、何がしかの講演会を開催してはどうかというふうに考えているのですが、そのあたりのお考えについてお伺いできればと思います。よろしくお願いいたします。
市長答弁
今、具体的にどうこうということは考えの中にはないのですけれども、コスモスでは、越谷出身の科学者である飯島澄男氏などの科学者を紹介するコーナー、こういうのを設けて、将来への夢を持たせているというようなこともやらせていただいております。なかなか、有名な方を呼ぼうとしても、コンタクトをとれない場合もありまして難しい部分もありますが、今後検討していきたいというふうに考えております。
以上でございます。
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