越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

 

質問(2回目)


 丁寧なご答弁、ありがとうございました。1点だけ確認の意味も含めて再質問をさせていただきたいと思います。
 大地震発生時の予想される被害状況についてですが、想定される地震につきまして、綾瀬川断層による地震被害、これが埼玉県内、特に越谷市に影響する部分においては一番大きく考えられるわけでございますけれども、その中で、避難者数、ただいまご答弁で約6万3,000人、これは冬の夕方の場合の想定だと思いますけれども、これによりますと、越谷市の住民のうち約19%から20%の方が一時的に避難せざるを得ない、そういった状況となります。先ほど中越沖地震におきます柏崎市や刈羽村の一時避難者のお話をさせていただきましたが、それぞれ住民の約12%、16%という数字でございましたので、想定ではございますが、実際に越谷市においても大きな地震が発生した場合にはそれぐらいの住民の方が避難せざるを得ない、そういう状況になることが予想されます。
 そこで、質問ですけれども、越谷市内には90カ所の避難所の指定がございます。防災週間ということでちょうど市役所1階ロビーのところに中越地震のときの小千谷総合体育館への避難生活の写真、その展示がされておりましたが、約6万人以上の方が実際に避難するような状態になった場合、もちろん1日か2日程度で自宅に帰られる方も含めての避難想定だとは思いますが、実際に短期間とはいえ、それだけの住民の方が避難所で本当に収容が可能なのかどうか、その点だけお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

市長答弁


 ただいまの菊地議員さんの再質問でございますが、実際に市民の19%から20%が避難した場合に、避難所で収容可能かどうかというお尋ねでございますが、この点につきましては、協働安全部長のほうからご答弁をさせていただきます。
 以上でございます。


協働安全部長答弁


 ただいまの菊地議員さんの避難所の収容に関するお尋ねでございますけれども、ご質問のとおり、避難所につきましては市内にそれぞれ90カ所等がございますけれども、「避難所」につきましては屋内の施設を指してございまして、いわゆる体育館等で収容する。「避難場所」につきましては、いわゆる空間地等を指しておりまして、一時的にそこで避難をさせていただく中でいっときを過ごす。その後長期にわたる時間を過ごすような形になる場合には、「避難所」という、いわゆる屋内施設に収容することになります。市内には、これらの施設において十分、市内の想定される被害想定の被災者と言われる避難の方々の収容に値する能力を持っておりますので、そのような形で現在も地域防災計画を運用しているところでございます。
 以上でございます。

 

 
 
copyright (c) 2009. kikuchi-takamitsu. All Right Reserved.