■議会報告

●平成29年9月定例議会
教育長答弁
それでは、ただいまの菊地議員さんのご質問に順次お答えをいたします。
トイレの衛生改善についてのお尋ねでございますが。まず、屋内運動場のトイレの洋式化につきましては、現在児童生徒のほとんどのご家庭において、また公共施設等においても洋式トイレが標準的な仕様となっていることから、平成28年度より小学校1年生が使用する校舎内のトイレを優先に、洋式化の整備を進めております。屋内運動場のトイレの洋式化の現状につきましては、屋内運動場の耐震化改修や車椅子使用の児童の対応等とあわせて実施した経緯があり、具体的には小学校17校、中学校10校で男女それぞれ1基以上の洋式トイレを設置しております。小中学校の屋内運動場は災害時の避難所として活用される等、さまざまな使われ方があることは十分認識しているところでございますが、児童生徒の学習環境の改善を第一義と考え、まずは児童生徒が利用する校舎内のトイレの洋式化について早期整備が図れるよう進めておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
次に、和式トイレの衛生環境の向上についてでございますが。近年の大手メーカーの製品では、製造過程において、汚れの付着を抑える加工が施され、表面に汚れの付着しにくい製品が標準仕様となっております。しかし、学校施設の和式便器については、施設整備当初からの器具もあり、そのような加工がなされていないものも少なくありません。そこで、既存の便器に汚れの付着を抑えるコーティング等を行うことにつきましては、効果の有効性や持続性等について近隣自治体の事例など調査研究してまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。
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