越谷市議会議員 きくち貴光
 
 

■議会報告

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質問(再度7回目)


 ご答弁ありがとうございました。
 ぜひ市民満足度を向上させる意味においても、その改善というのを不断に続けていただければというふうに思います。
 3の地域通貨については、何というのでしょう、若い方々のボランティア活動の取り組みへの促進というような観点からも、今後いろいろと検討していただければなあというふうに思っております。これは要望としてお伝えいたします。
 また、4点目の歩行者の安全確保、特に北高のところですけれども、超党派の議員が取り組んでいる北部バス路線研究会、その活動の成果が実りつつあるようでして、せんげん台の東口から市立病院まで、あるいはその先まで今後バス路線がつくられるというような計画が今着実に出ているようでして、実はその際に北高周辺にもちょっと一部路線を延ばすかみたいな、そういう話も一部には検討されているようでして、そうなりますとバスが通ったりすると安全性が確保というのはより重要になるのかなと思いますので、これも安全性の確保について取り組みをしていただきたいなということで、要望にとどめさせていただければと思います。
 続いて、5番目の公契約条例の取り組みについて、ここ1点だけお伺いしたいと思います。繰り返しになりますけれども、「安心度埼玉No.1の越谷」を市長は目指したいと、目指していらっしゃるわけなのですけれども、例えば空き家条例について今議会でいろいろと議論もされました。実は、所沢市に調査に行って、いろいろと話も聞いてきて、その担当の方が言うには「こういった取り組みが全国の自治体に広がっていって、あるいは国の法律そのものもうまく変えることができれば」、そんなような希望も担当の方述べられておりました。そういったことの意味合いも含めて、野田市の根本市長さんはいわば檄文のような形で昨年全国の自治体対して、ぜひ制定に向けてというようなことで案内をされたのだと思います。そういったことも含めてぜひご検討いただければと思いますが、ここで質問になりますけれども、仮に現時点においてこの公契約条例を制定するとして、現状においてここのところがネックだなとか、ここの問題をクリアにしないといけないなというような問題点なり課題点なりが現時点において見つかっているといいますか、あるというふうなものがあればそれをお示しいただければと思います。

 

市長答弁


 ただいまの質問につきましては、総務部長から答弁いたさせます。


総務部長答弁


 それでは、菊地議員さんのご質問にお答えをいたします。
課題というご質問でございましたけれども、現在私どもが考えておりますものについては、まずこの条例の適用する工事あるいは請負契約の金額を幾らで設定をするかということもあろうかと思います。野田市においては、工事については1億円、業務委託については1,000万円以上というふうになっておりますけれども、1つにはこれをどの金額に設定をするかということもあるかと思います。それから、最低賃金法で定める賃金よりも高い賃金を委託の場合には条例で定めることとなりますが、この金額についても幾らで設定をするかという難しさもあろうかと思います。さらに、越谷市が条例を制定したとしますと、例えば市外の方が越谷市で下請をするとなると越谷市の条例の保護がかかります。しかし、越谷市内の業者が他市の自治体に行って下請を行った場合には、その市に条例がなければ保護は受けられないということにもやっぱり留意をする必要があろうかと思います。以上でございます。

 

質問(再度8回目)


 ご答弁ありがとうございました。
 状況としてよくわかりました。そういった問題も今後うまく解決に向けて取り組みをしていただければなというふうに思います。
 6つ目の公益法人改革については、基本的には合併後の施設管理公社が考えることなわけですけれども、公益事業比率50%をクリアさせためにいろいろと取り組みもしていかないとというふうに思っておりますので、そのあたりも今後市としてもいろいろと注視していただければなというふうに思っております。これは、それでとどめさせていただきまして。
 教育振興基本計画については、ご答弁いただきましたので、その内容としまして、最後8番目の平和事業についてお伺いをしたいと思います。まず、平和式典についてなのですけれども、人数あるいは広島以外、長崎もというようなことでの対応、それについていろいろとご答弁いただきましてありがとうございました。ここで、ある意味提案という形になりますけども、都合今2回参加をして、合計で15人が2回ですので30人ですね。もし仮に来年度、23年度も参加をしたとすると45人、あるいはその先も続けていくともっともっと人数はふえていくわけなのですが、そういった体験をする中学生がどんどんふえるわけです。もちろん個々の体験された中学生は、感想文を書いたりあるいは平和展で発表をしたりと、そういうことで広島で実際に感じた何かを越谷に持って帰ってきて、持って帰ってきた何かを、それを例えば外部に発信をするということなわけなのですが、外部に発信するだけでなくて、その後の活動も、行動も中学生が高校生なり大学生なり、あるいは一般の社会人になってもそういった思いを持ち続けてもらえればなというふうに考えております。
 そこで、とはいって個々の中学生が広島に行って感じたことをずっと思い続けられるかというと、やっぱり一定の枠組みといいますか、何がしかのネットワークというものがないと、その気持ちというか、それが持続できないのではないかというふうに考えておりまして、そういった意味において参加された中学生をネットワーク化を図る、別に全員を強制ということではありませんけれども、あるいは有志という形なのかわかりませんが、教育委員会にもご協力いただきながら、そういった中学生たちをネットワーク化させる。さらには、例えばそのネットワーク化させたものを活用方法としては平和展の事業の運営に企画、立案、その他、あるいは実際の活動も含めて参加をしてもらうとか、そういった先々のことも考えられるかなと思いますけれども、そういった参加をした中学生をネットワーク化させるということについて、そのお考えといいますか、ご見解をお伺いできればと思います。

 

市長答弁


 お答えいたします。
 貴重な体験をした生徒たちが、これから成長をさらにしていくわけでございますが、私ども主催者、派遣する者としましてはそういう希望を大いに持っておりますが、子供たちもいろいろと体験をした中から成長し、さまざまな分野に、社会に出て活動していくわけですから、なかなかその辺強制はもちろんできませんし、希望としてはありますけれども、どういう形でやっていったらいいのか、これらについてはまた参加者と本当にひざを交えて、将来のこと等について十分意見を聞きまして、対応を図ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。


質問(再度9回目)


 ご答弁ありがとうございました。
 ネットワーク化といいますか、形はどうかわかりませんけれども、教育委員会にもぜひそういった部分、連携を図りながら、そういったことは今後ご検討いただければなというふうに思います。
 最後、教育長にお伺いいたします。地球のステージの開催についてということでお伺いできればと思いますが、確かに先ほどのご答弁の中では、例えば小学校あるいは中学校、授業の中でいろいろな取り組みをしているので、そういった部分でというような話でしたけれども、確かに1回開催すると金額もそれなりにかかりますので、なかなかすぐにということは難しいとは思っておりますけれども、そうはいっても例えばこの桑山さんという方は、日本にいらっしゃる間はほぼ毎日のようにいろんなところに行っていて、その主催団体見ると結構教育委員会が多いのですね。きょうも岐阜県内を2カ所回って、あしたはまた別のところに行かれるみたいなのですが、そういった形でやられております。
 そこで、各学校ごとにと言うとあれですけれども、これは例えばの話ですが、例えば子供の日のときの前後ぐらいに平和について考える会というようなものを開催をして、その中でこういったものを開催する。そうしますと、市内各所から子供だけでなく大人も含めてかもわかりませんが、そういったこともあるのかなと、できるのかなというふうに考えておりまして、時期は特に特定はいたしませんけれども、別の機会に何がしかのものを、例えばサンシティですとか中央市民会館ですとか、そういったところを使いながら開催をするということについて、いま一度お考えをお伺いできればと思いますので、よろしくお願いいたします。


教育長答弁


 先ほども申しましたように、いろんなこと学校ではやっていますので、一番私は今考えておることは、例えばこの地球のステージを平和活動の一つとしてとらえて、教科書なんかには子供の兵士の根絶を訴えるポスター、子供の世界の問題ということで、こういうポスターが教材として、参考資料として載せてあるのですね。ですので、地球のステージを平和活動の一つとして学校系ネットワークを使って紹介し、それを各学校が教材化すると、そういうことが考えられますけれども、それが果たしてどこまで可能か、いろいろそういう電子媒体に載せることによっての条件というのがありますので、かも含めて検討していくのが一番いいのかなというふうに考えております。以上でございます。


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