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政治や経済・文化・歴史などさまざまな事柄について、きくち貴光の考えや想いを随時載せます。なお、「鷹隠(よういん)」とは、きくち貴光の号です。

■水保全について
 世界では多くの地域で水不足に悩まされている。高知の早明浦ダムが渇水伊に悩んでいるが、その結果ダムを水源としている愛媛県は非常に苦しい思いをしている。先日の台風11号四国はほとんど通らずに関東に来てしまい、貯水率は昨日現在で4.6%になっただけである。

 今回のようにダムの渇水でもないと、なかなか日本人には水の大切さに気がつく事がない。日本は水が豊かなその一方で、世界中には飲み水に不足している国が数多くあるわけであるが、実は日本も膨大な量の水を輸入しているのである。

 それはどういう事かというと、例えば小麦1sを収穫するのに水を2t要し、牛肉1sを手に入れるのには実に20トンという膨大な水を要する。日本はこれらの食糧を海外からの輸入に頼っているので、食糧を輸入するということは、つまりそれだけ水を輸入するということに等しいわけである。

 海外援助の一環で、井戸を掘るという事業を様々な団体が行なっている。井戸を掘ることは重要であるが、その水を安全に飲むことができるようにする事も重要である。なんら加工することなくそのまま飲むことができるならば最高であるが、時には濁った水しか出ない場合もある。また、そこの土壌の成分によっては、塩分が濃いといった事もある。実際に、昔南米のボリビアで買ったミネラルウォーターは鉄分やら塩分やらが多く、ずいぶんと変わった味がした。

 飲む前に一度沸かすことができれば雑菌を消毒できるものの、地域によってはその燃料が不足がちで、食べ物を調理する以外には余計なことには使えないところも多い。それはまた病気を発生させる原因ともなる。

 水を何気なく使う事ができる事に感謝をし、また自由に使えない人々がいるという事も忘れてはならないのである。

(2005年年8月30日)


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