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■越谷養護学校について
 「養護学校を支援する会」の総会があって県立越谷養護学校を訪問した。総会自体は簡単に終わり、簡単な学校の概要説明も聞いたが、せっかくの機会であるので終了後に教頭先生に校舎内を案内してもらった。

 ご存知の方も多いとは思うが、改めて説明すると、この越谷養護学校は肢体不自由児を中心に受け入れている学校である。市内には他に越谷西養護学校もあるが、あちらは知的障害のある子供を受け入れている学校である。

 児童・生徒の数は、小学生から高校生まで合わせて200人以上の子供が日々勉強に励んでいる。子供たちの症状は様々で、足腰が悪いだけで普通に勉強ができる子供もいれば、学校に来ても寝たきりで、教育と医療のどちらのために通学しているのか正直分からない子供いた。

 従来は医師や看護士だけが医療行為を行なうことができたが、人手が慢性的に足りない事もあり,今年から簡単なレベルの事は、研修を受けた上で一般の教師も行なえるようになり、そのための研修を順次受けているとの事である。

 ただし、これも問題がないわけではなくて、苦しんでいる子供がいれば手を貸すのが人情ですが、許される以上のこともせざるを得ないのが現状であり、研修を受けることによって幾分は許容範囲が広がるものの、現実にはまだまだ目の前の状況に対応しても良いわけではないのである。

 その研修のための機材も、県から予算が下りないので、たとえば気管支系のケアの研修のために15万円する人間の上半身の模型をPTAのバザーでまかなったとの事であった。

 何をするのでも、余計な規制がある一方、必要な予算には限りがあり、なかなか子供たちやその保護者の方が望む姿には至らないのが現状である。

(2005年7月12日)


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